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髭脱毛前後でお酒を飲んではいけない理由|運動や入浴は?脱毛効果への影響

脱毛

2023.5.16

髭脱毛の前後で飲酒を考えている方はいないでしょうか。

 

髭脱毛前後での飲酒は肌トラブルなどの原因になるため、基本的には避けた方が良いです。

その他、髭脱毛前後では飲酒以外にも避けておいた方が良いことがいくつかあります。

 

本記事では、髭脱毛前後での飲酒を避けた方が良い理由や、飲酒以外に避けた方が良いこと、おすすめのケアについて解説していきます

 

髭脱毛前後に飲酒がNGな理由と飲んでしまった時の対応

飲み会

肌トラブルのリスクが高まる

 

髭脱毛前後の飲酒を避けた方が良い理由の1つは、肌トラブルのリスクが高まってしまうためです。

 

アルコールの代謝物であるアセトアルデヒドには血管を拡張する作用があるため、飲酒をすると血行が良くなり、体温が上昇して皮膚に赤みや痒みなどの症状が出やすくなります。

 

同様に、髭脱毛の施術では熱が発生しやすいため、施術中、あるいは施術後には皮膚に赤みや痒みなどの症状を伴ってしまうケースも少なくありません。

 

そのため、髭脱毛前後で飲酒をすると皮膚の温度が相乗的に高くなりやすく、炎症やそれに伴った肌トラブルが生じるリスクが高まってしまいます。

 

また、アルコールには利尿作用があるため、飲酒をすると体内水分量が減少しやすく、皮膚が乾燥してしまうことも珍しくありません。

乾燥した状態での施術は肌に大きなダメージを与えやすくなるため、結果として肌トラブルのリスクを高めることにつながってしまいます。

 

施術時に痛みを感じやすくなる

 

髭脱毛前後の飲酒を避けた方が良い2つ目の理由は、施術時に痛みを感じやすくなってしまうためです。

 

先ほど説明した通り、飲酒は肌を乾燥させてしまうため、髭脱毛前に飲酒をすると肌が乾燥した状態で施術をすることになってしまいます。

肌が乾燥していると刺激に対して敏感になりやすくなるため、施術時に痛みを強く感じてしまうケースも少なくありません。

その他、同時に炎症などの症状も生じやすくなるので、それによって痛みを感じてしまうこともあり得ます。

 

また、髭脱毛後であっても一定期間は肌が熱を帯びた状態になっているので、飲酒をするとヒリヒリ感を伴った痛みが出てくる場合もあります。

 

脱毛効果が減少しやすくなる

 

髭脱毛前後の飲酒を避けた方が良い3つ目の理由は、脱毛効果が減少しやすくなるためです。

 

ここまで説明してきたように、髭脱毛前後に飲酒をすると肌トラブルのリスクが高まったり、施術時に痛みを感じやすくなったりするため、場合によっては脱毛器の出力を下げて髭脱毛するケースもあります。

しかし、脱毛器の出力を下げると脱毛効果が減少しやすくなるため、脱毛期間が長くなってしまう可能性も否定できません。

 

また、飲酒をすると肌が乾燥しやすくなるため、それによっても脱毛効果が減少しやすく、脱毛期間が長くなったり、施術回数が増えたりする可能性も出てきます。

 

飲んでしまった時の対応

 

髭脱毛前にお酒を飲んでしまった場合には、予約しているサロンやクリニックに連絡し、予約日を変更してもらえないか相談するようにしましょう

 

飲酒したことを伝えずに髭脱毛をすると、後で飲酒が分かった際に保証制度が適用されない可能性があります。

そのような場合には、追加費用が必要になったり、脱毛期間が長くなったりするケースも珍しくありません。

そのため、髭脱毛前に飲酒をした場合にはそのことを正直に伝え、予約日を変更してもらうように努めることが大切です。

 

また、髭脱毛後に飲酒をした場合には、皮膚に赤みや炎症などの症状が出やすくなるため、以下のように対処すると安心しやすいです。

  • 冷えたタオルや保冷剤などで患部を冷やす
  • 水分を摂ってアルコール濃度を下げる
  • できるだけ安静にしておく

 

もし症状が酷く出てきた場合には、皮膚科に行って医師に相談するようにしましょう。

 

その他に髭脱毛前後にやってはいけないこと

サウナ

入浴やサウナ

 

髭脱毛前後は入浴やサウナも控えておくようにしましょう

 

入浴やサウナも飲酒と同様、血行を良くする効果があるため、髭脱毛前後で行うと皮膚の赤みや炎症が酷くなったり、肌トラブルが生じたりする可能性が出てきます。

そのため、髭脱毛を安全に行うためにも、髭脱毛前後はこれらのことを控えておくことが大切です。

 

ただ、入浴については完全に控えることは難しいこともあるため、脱毛当日、及び脱毛前後の一定期間についてはシャワーで済ますようにすると良いでしょう。

 

入浴やサウナを再開する場合には、施術から3日程度が経過し、なおかつ肌に異常が見られなければ基本的に問題はありません。

しかし、施術から3日程度が経過しても、肌に赤みや痒みなどの症状が残っている場合には、もう少し様子を見ておいた方が安心です。

 

激しい運動

 

髭脱毛前後は激しい運動を控えておくことも大切です。

 

激しい運動も血行を良くする行為であるため、髭脱毛前後に行うと肌トラブルのリスクを高めることにつながります。

そのため、髭脱毛前後のタイミングで運動をする場合には軽めで済ますようにし、激しい運動は控えておくようにしましょう。

 

また、髭脱毛前後の日焼けも肌トラブルのリスクを高めることにつながるので、軽く運動したり、外出したりする場合にはしっかりと紫外線対策をしておくことも大切です。

紫外線対策として日焼け止めクリームを使用する際には、刺激性の低いものを使用するのも1つのポイントとなってきます。

 

※ 脱毛当日に関しては、日焼け止めクリームの使用は避けておくようにしましょう。

 

髭脱毛後におすすめのケア

 

冷却する

 

髭脱毛後は患部を冷却するのがおすすめです。

 

先ほど説明した通り、髭脱毛後は肌が熱を帯びており、赤みや痒みなどの症状を伴いやすくなっています。

これらの症状は肌の温度が高いと続きやすいため、そのままにしておくと症状が長引いてしまう可能性も否定できません。

そのため、髭脱毛後に赤みや痒みなどの症状が出ている部位がある場合には、そのような部位を冷却し、肌の熱を下げるようにすると効果的です。

 

ただ、冷たいシャワーなどで冷却すると肌に刺激を与えてしまいかねないので、冷却する際には冷たいタオルや保冷剤などを優しく当てるようにしましょう。

 

抗炎症作用のあるクリームを塗る

 

髭脱毛後に赤みや痒みなどが出ている場合には、抗炎症作用のあるクリームを塗るのも効果的です。

 

クリニックやサロンで髭脱毛をすると、施術で炎症などの症状が出てきた場合に抗炎症作用のあるクリームを処方してくれることがあります。

抗炎症作用のあるクリームは炎症を鎮静させるのに効果的なので、処方された場合には患部に塗布すると症状を抑えやすいです。

 

ただ、炎症が酷く出てきた場合にはクリニックやサロンでは対応できないこともあるので、そのような場合には皮膚科を受診すると安心です。

皮膚科であればより抗炎症作用の高いクリームなどを処方してもらえる場合があるので、症状が酷くても治癒しやすくなっています。

 

しっかりと保湿をする

 

髭脱毛後は肌をしっかりと保湿するのも良いです。

 

先ほど説明した通り、髭脱毛後は肌が乾燥しやすくなるので、そのままにしておくと乾燥が進んで肌トラブルが生じる可能性が出てきます。

そのため、肌の乾燥を防ぐためにも、髭脱毛後はしっかりと肌を保湿しておくのがおすすめです。

 

ただし、髭脱毛後の肌は敏感になっているので、保湿する際には極端刺激性の低い保湿剤を使用するようにしましょう。

 

まとめ

 

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

 

  • 髭脱毛前後の飲酒は肌トラブルのリスクを高めたり、施術時に痛みを感じやすくなったりするため、控えておいた方が良い。
  • 髭脱毛前に飲酒をした場合には、サロンやクリニックに予約日変更の連絡をするようにする。
  • 髭脱毛後に飲酒をした場合には、冷えたタオルや保冷剤などで患部を冷やしたり、水分を摂ってアルコール濃度を下げたりすると良い。
  • 髭脱毛前後は飲酒以外に入浴やサウナ、激しい運動なども控えておくことが大切。
  • 髭脱毛後に赤みや炎症が出てきた場合には、その部位を冷却したり、しっかりと保湿したりすると良い。

 

髭脱毛を検討している方の中には、その前後の期間で飲酒を考えている方もいるかもしれません。

 

しかし、髭脱毛前後の飲酒には様々なリスクがあるため、髭脱毛をする場合には本記事の内容を参考にして、事前にそのような注意点を把握しておくことが大切です。