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脱毛後の抜ける毛を引っ張るのはNG!毛が抜けるまでの過ごし方

脱毛

2023.5.1

脱毛後の毛を引っ張って抜いている方はいないでしょうか。

 

脱毛後は基本的に毛が抜け落ちていくので、引っ張って抜く必要はありません。

無理に引っ張ってしまうと、肌を傷つけることにもなりかねないので、引っ張って抜くのは控えた方が良いです。

 

本記事では、脱毛後の抜ける毛を引っ張ってはいけない理由や、毛が抜けるまでの過ごし方について詳しく解説していきます

 

脱毛後の抜ける毛を引っ張るのはNG?

ニキビを気にする女性

触って取れるレベルなら問題ない

 

脱毛後の抜けそうな毛について、全く触れてはいけないわけではありません。触れることに関して言えば、触ってポロポロと取れていく分には問題はありません

 

触って取れるくらいのレベルであれば、毛穴からほとんど抜けている状態なので、抜け落ちたとしても肌への影響はほとんどないと考えられます。

そのため、少し触れて毛が取れてしまったとしても、ほとんど心配は不要です。

 

ただ、あまりに触れていると、摩擦によって肌に刺激を与えてしまうこともあり得ます。

場合によっては赤みが出たり、乾燥して肌トラブルが生じたりする可能性もあるので、触りすぎには注意しましょう。

 

抜けそうだからと無理に引っ張るのはNG

 

抜けそうであっても、無理に引っ張るのは避けた方が良いです。

 

抜く際に引っ張る必要のある毛については、まだ毛穴から生えている状態なので、毛抜きなどで引っ張ってしまうと肌を傷つけてしまう恐れがあります。

肌が傷ついてしまうと、そこから雑菌などが入ることもあるので、肌トラブルが生じてしまう可能性も否定できません。

 

また、生えている毛を引き抜くと、毛周期が乱れてしまう恐れもあるので、脱毛効果が実感しにくくなる可能性もあります。

 

このように、毛を引き抜いてしまうと肌が傷ついたり、毛周期が乱れたりする恐れがあるので、抜けそうな毛があっても引っ張って抜くのは避けておいた方が安心です。

 

脱毛後のポップアップ現象

 

脱毛後に毛が抜け落ちる現象は、「ポップアップ現象」と呼ばれます。

 

脱毛して少し経つと、毛がポロポロと抜け落ちていきますが、これはポップアップ現象が起きている状態です。

 

脱毛にはいくつか方法がありますが、中でもレーザー脱毛ではポップアップ現象が起きやすいと言われています。

 

レーザー脱毛ではレーザーを用いて脱毛を行うため、毛根が破壊されやすく、毛穴の中で毛がちぎれやすくなっています。

そのため、脱毛して少し経つと、毛が毛穴から抜け落ちやすくなり、ポップアップ現象が起きることも少なくないのです。

 

ちなみに、ポップアップ現象は数日かけて起こるものですが、場合によっては実感までに2〜3週間かかることもあるので、気長な気持ちで待つことも大切になってきます。

 

脱毛後に毛が抜けるまでの過ごし方

無理やり抜こうとしない

 

毛が抜けるまでの間は、無理やり抜こうとしないことが大切です。

 

先ほど説明した通り、抜けかけの毛であっても無理に抜くと肌を傷つけてしまう恐れがあります。

肌が傷つくと肌トラブルが生じるケースもあるので、後の施術に影響したり、跡になって残ったりしてしまう可能性も否定できません。

 

また、毛周期を乱してしまう恐れもあるので、脱毛効果が減少するケースもあり得ます。

 

そのため、肌を傷つけず、毛周期を乱さないためにも、抜け落ちるまでは無理やり抜いたり、掻きむしったりしないようにしましょう。

 

日焼けをしないようにする

 

毛が抜けるまでの間は、日焼けをしないよう注意することも大切です。

 

脱毛の施術では肌へのダメージは避けられないので、脱毛後は肌がデリケートになっていることが多々あります。

そのため、脱毛後に日焼けをしてしまうと炎症などを酷く起こしてしまいやすく、それに伴って他の肌トラブルが生じてしまうケースも少なくありません。

 

このように、脱毛後は肌がデリケートになっており、日焼けすると炎症などの肌トラブルが生じやすくなるので、脱毛後は日焼けをしないよう対策やケアをすることが大切です。

対策やケアをするにあたっては、日焼け止めクリームを使ったり、クールダウンしたりすると効果的になってきます。

 

保湿する

 

毛が抜けるまでの間は、肌をしっかりと保湿して過ごすことも大切です。

 

脱毛の施術では一般的に熱の発生を伴うので、脱毛後は肌が乾燥しやすい状態になっています。

そのままにしておくと乾燥が進行してしまうこともあるため、場合によっては肌トラブルが生じる可能性も否定できません。

 

また、肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れやすくなるので、角質層が厚くなって毛が抜け落ちにくくなることも起こり得ます。

 

そのため、肌トラブルの発生を防ぎ、ターンオーバーを正常に保つためにも、脱毛後はしっかりと肌を保湿し、乾燥させないようにして過ごすことが大切です。

 

脱毛後の肌はデリケートになっているため、保湿する際には刺激性の低い保湿剤を使用するようにしましょう。

 

蒸しタオルなどで肌を柔らかくする

 

脱毛して毛が抜けるまでの間は、定期的に蒸しタオルなどで肌を温めるようにすると良いです。

 

蒸しタオルなどで肌を温めると、毛穴が開くようになり、肌も柔らかくなるので、脱毛後の毛が抜け落ちやすくなります。

 

また、同時にターンオーバーも正常化されやすく、角質も柔らかくなるので、それによっても毛が抜け落ちやすい状態になることが考えられます。

 

このように、蒸しタオルなどで肌を温めることは、毛穴を開きやすくしたり、肌や角質を柔らかくしたりするうえで効果的なので、毛を抜けやすくしたい場合にはおすすめの方法です。

 

温める際にシャワーなどを用いると、肌に刺激を与えてしまいかねないので、温める際には極力蒸しタオルなどを使うようにしましょう。

 

脱毛後に毛が抜けない原因

脱毛器の出力が弱い

 

毛が抜けない場合には、脱毛器の出力が弱い可能性が考えられます

 

脱毛器の出力が弱いと、毛根にダメージを与えにくくなるので、脱毛効果が小さくなりやすくなってきます。

脱毛効果が小さいと、毛穴から毛が抜けにくくなるので、抜け落ちるまでに時間を要してしまうケースも少なくないのです。

 

このように、脱毛器の出力が弱いと脱毛後に毛が抜けにくくなるので、毛がなかなか抜け落ちない場合には、次回の施術で脱毛器の出力を上げてみても良いかもしれません。

ただし、いきなり出力を上げると大きな熱が生じることもあり得るので、出力を上げる際には少しずつ上げていくことが大切です。

 

照射した毛が薄い

 

照射した毛が薄い場合には、脱毛後に毛が抜けにくい傾向があります

 

一般的に脱毛ではメラニン色素に反応するレーザーを使用するため、メラニン色素の少ない薄い毛に対しては反応性が小さく、脱毛効果が発揮されにくくなっています。

そのため、照射した毛が薄い場合には効果を実感できるまでに時間がかかりやすく、脱毛してもすぐには毛が抜けないケースも珍しくないのです。

 

このように、照射した毛が薄いと脱毛効果が発揮されにくいため、脱毛してもしばらくは毛が抜けにくくなってきます。

腹部や背中、顔などの部位は産毛が多く、脱毛してもすぐには毛が抜けにくい傾向にあるので、注意が必要です。

 

照射漏れがある

 

毛が抜けない場合には、照射漏れをしているケースも考えられます。

 

照射漏れがある場合には、脱毛範囲全体にレーザーが届いていないことになるので、部分的に脱毛ができていない状態になっています。

そのため、光が届いていない箇所については、すぐに毛が抜けることはありません。

しばらく待っても抜けない可能性が高いため、そのような場合には再度照射をした方が良いでしょう。

 

クリニックによっては、照射漏れがある場合に無料で追加照射をしてくれるところもあるので、照射漏れが不安な場合にはそのような店舗で脱毛すると安心しやすいです。

 

まとめ

 

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

 

  • 脱毛後の抜けそうな毛は、無理に引っ張って抜くのは避けた方が良い。
  • 脱毛後に毛が抜け落ちる現象は「ポップアップ現象」と呼ばれ、レーザー脱毛で起きやすい。
  • 毛が抜けるまでの間は、無理に抜こうとせず、日焼けをしないようにして過ごすことが大切。
  • 毛が抜けるまでの間は、肌を保湿したり、定期的に蒸しタオルなどで肌を柔らかくしたりして過ごすと良い。
  • 脱毛器の出力が弱かったり、照射漏れがあったりすると、脱毛してもなかなか毛が抜けないケースが多い。

 

現在脱毛している方の中には、脱毛して抜けそうになった毛を抜いている方もいるかもしれません。

しかし、脱毛後の抜けそうな毛を抜くことはあまり良いことではないので、抜けるまでの間は本記事の内容を参考にして、毛を抜かないようにして過ごすと良いです。