ほくろがあってもSHR脱毛なら可能？焦げない？肌への影響が気になる！
脱毛
2021.12.15
ほくろがある場合はSHR脱毛が最適
SHR脱毛とは
SHR脱毛とは、Super Hair Removal（スーパーヘアリムーバル）脱毛の略称で、蓄熱式脱毛に分類される脱毛方法の1つです。
光脱毛と同様、肌に光を照射して施術を行う脱毛ですが、光がメラニン色素に反応しないため、大きな熱が生じにくくなっています。そのため、施術時にあまり痛みを伴わず、感覚としてはじんわりとした温かさを感じる程度なので、痛みが心配な場合でも安心して施術することが可能です。
また、一般的な脱毛では毛根を標的としていますが、SHR脱毛では毛包周辺のバルジ領域を標的としており、毛周期に関係なく短い周期で施術できるようになっています。
バルジ領域は毛乳頭に発毛の指令を出す器官なので、SHR脱毛では未来に生えてくる毛に対してしっかりと脱毛効果が期待できます。
ほくろがある場合はSHR脱毛が最適な理由
ほくろがある場合にはSHR脱毛が最適なのですが、それはSHR脱毛がメラニン色素に反応しない光を使用するためです。
一般的な光脱毛では光がメラニン色素に反応するため、ほくろのようにメラニン色素が多い部位に照射すると大きな熱が発生しやすく、強い痛みや火傷などが生じるケースも多々あります。
しかし、SHR脱毛ではメラニン色素に反応しない光を使用するため、ほくろに照射しても大きな熱が発生しにくく、安全に脱毛することが可能なのです。
ちなみに、SHR脱毛はほくろ以外にも、ニキビ跡や日焼け跡などがある部位も脱毛できるなど、一般的な光脱毛では脱毛できない箇所も幅広く脱毛できるようになっています。
このようなことから、ほくろなどがある場合にはSHR脱毛で脱毛するのが良いと言えるでしょう。
レーザー脱毛は、ほくろがあると肌に悪い
レーザー脱毛は黒い部分に反応する
医療レーザー脱毛は、照射した光が毛幹とメラニンに反応して発熱させることで、毛根細胞破壊の行い、脱毛するという仕組みです。
その為、どうしても脱毛機はほくろに反応してしまうので、脱毛の時にはほくろの上からシールで保護をして、ほくろに反応しないように脱毛します。
その為、ほくろの周辺は脱毛ができないというのが一般的でした。
現在では、ほくろがあってもレーザー出力の強弱を調整できる医療脱毛機器があります。
しかし、小さなほくろであれば脱毛が可能なのですが、大きなほくろや色の濃ゆいほくろであれば火傷の危険性があります。
よって、レーザー脱毛は肌の黒い部分に反応するため、出力を調整したとしても、肌トラブルに対してのリスクを完全に取り除けているわけではありません。
ほくろ周辺の脱毛は肌への影響が多い
基本的にレーザー脱毛によるほくろ周辺の脱毛は、肌への影響が大きく、その後のスキンケアが必要です。
脱毛後に肌トラブルが起こることは、少なくなくはありません。
肌が弱い人だと、やけどや炎症はもちろんのこと、蕁麻疹のような発赤ができてしまう事例もあります。
もちろん医療脱毛はその後のアフターケアもしっかりとしているので、肌トラブルにあったケアを行ってくれるので、安心してください。
しかし、リスクはあります。
その上にほくろ周辺の脱毛となると、通常よりもリスクは高まります。
- ほくろが焦げる
- ほくろが炎症を起こす
- ほくろの色が濃くなる
といくら保護をしたとしても稀ですが、こういったリスクは皆無ではありません。
上記のようなリスクを回避するには、レーザー脱ではなく、光脱毛のSHR脱毛がおすすめ！
そもそもの照射の温度が低いので、肌へのダメージは比較的に少なく、ほくろに反応しないのでリスクなく、ほくろ周辺の脱毛が可能だからです。
レーザー脱毛だと、ほくろが小さい場合は何の対策が講じられずに、施術が行わられることもあり、リスクがより高まってしまいます。
ほくろに生えている毛を脱毛したい時
ほくろを除去して脱毛する
ほくろそのものを除去して脱毛する方法もあります。
脱毛にとって、やはりほくろは邪魔な存在になってしまいます。
脱毛したい部分にほくろさえなければ、わざわざ光脱毛を行わなくても、レーザー脱毛で施術回数の短縮できるからです。
SHR脱毛はレーザー脱毛より比較的、照射の温度が低く、脱毛が完了する期間が長くなるので、クリニックに通う回数も増え、金額もかさみます。
レーザー脱毛の光によって、ほくろの色素が薄くなり
「脱毛してほくろが消えた」
という事例はありますが、肌トラブルに直結するので、おすすめしません。
そもそも、ほとんどの事例はほくろが、かさぶたのようになり、大きくなるケースの方が多いのです。
脱毛もできて邪魔なほくろが消えたら、確かに一石二鳥ですが、あまりにもリスクが高い賭けなので、絶対にやめましょう。
なら、どうすればいいのか。
邪魔なほくろを除去してしまうのはどうでしょうか？
【ほくろ除去治療のメリット】
- 1回の施術で除去ができる
- 費用は保険が適用されるケースも
- 局所麻酔で痛みがない
- 悪性のほくろかどうか組織検査ができる
【ほくろ除去治療のデメリット】
- 深く大きいほくろの場合は再発の恐れも
- 保険が適用されないケースも
- ダウンタイムが長い（施術後1〜2週間）
と脱毛の前に、ほくろを除去してしまう方法もあります。
治療と聞くと、仰々しく感じてしまうかも知れませんが、案外手軽でほくろが除去ができます。
保険が適用されるので安価ででき、1回の施術でほくろが除去が完了するので、何度も通う手間がないのが、魅力的ですね。
ダウンタイムが長い点が気になりますが、一考の余地があると思います。
ニードル脱毛をする
「ほくろを除去するのちょっと・・・」
と感じてしまう方には、ニードル脱毛の施術方法もあります。
ニードル脱毛であれば、大きいほくろがあっても脱毛が可能です。
施術方法は針を用いて、毛穴にその針を刺して、電流を流して毛幹細胞の破壊を行い脱毛します。
メラニン色素に反応するタイプではないので、これならほくろから生えている毛も、ほくろの上から脱毛が可能。
しかし、毛穴に針を刺す施術なので、かなりの痛みを感じてしまいます。
その痛みはレーザー脱毛の痛みをも凌駕する程の痛み・・・。
ですが、ほくろに生えている毛を時間をかけずに脱毛を行う方法は、ニードル脱毛しかありませんので、手っ取り早く脱毛したい方にはおすすめですが、「痛みを伴う」というデメリットが大きいです。
レーザー脱毛も大きいほくろだと照射を行えない、光脱毛はほくろの上から照射できるが、時間や費用が掛かる。
ニードル脱毛は針を刺すので痛みが強く敬遠されがちですが、麻酔クリームを使用すれば少しは痛みを軽減できます。
この麻酔クリームはクリニックにはよりますが、最初の1回は無料で使用が可能。
無料ではなくても、だいたい一部位3,000円ぐらいで麻酔が可能です。
本当に痛みに弱い方には笑気麻酔もありますが、こちらはなかなかに値段が張ります。
私もVIOの脱毛の際にはあまりに痛さに耐えきれずに、麻酔の力に頼りました。
私だけではなく、脱毛を行っている人は麻酔をよく使用しています。
無理に麻酔を使用した脱毛を行わなくても、SHR方式であればストレスなく、ほくろ脱毛することが可能です。
SHR脱毛する
SHR脱毛は蓄熱式脱毛とも呼ばれ、毛の根本にある毛包に働きかけ、下からじわじわと熱がこもるタイプの脱毛のため、ほくろの周辺に照射しなくても、ほくろの毛が抜けていきます。
その上、メラニンに働きかける脱毛方法ではないため、ほくろ部分に照射することも可能。
ほくろが多く、これまで脱毛できなかった人でも安心して脱毛することができます。
また、照射温度が低く肌へのダメージも少なめとなっています。よって、学生や小学生でも脱毛することができるんです。
【関連記事】小学生で脱毛しても大丈夫なの？
レーザー脱毛と違って、痛みが比較的少ない点も魅力的ですね。
SHR脱毛のメリットは以下の通り
- メラニン色素に反応しない方式のためほくろに照射可能
- 日焼けしていても脱毛可能
- 照射温度が低いため肌へのダメージが少ない
- 小学生でも脱毛できる
- 産毛の脱毛も可能
一方デメリットに関しては、肌への負担が少ない分、最初の効果を実感するのに時間がかかります。
これは、毛を生成する毛包にダメージを与える方式のため、既に生えてきている毛に対しては変化を実感しにくいのです。
ほくろがあった場合の脱毛方法まとめ
ほくろの脱毛方法は、【レーザー脱毛】【SHR脱毛】【ニードル脱毛】と三種類の方法を紹介してきました。
どの脱毛方法を選択するかは、あなた自身に合った脱毛方法を行うのが1番です。
- 時間効率が良く、ほくろが比較的に薄くて、肌への影響を気にしないで脱毛するなら→【レーザー脱毛】
- 時間や費用は掛かるが、肌への影響をほとんど受けずに脱毛するなら→【SHR脱毛】
- ほくろに生えている毛をピンポイントに脱毛するなら→【ニードル脱毛】
と脱毛方法によって、それぞれのメリットとデメリットがあるので、あなた自身に合う脱毛方法で施術ができます。
私自身もVIOの脱毛時に、陰部の付け根辺りにほくろがあり、レーザー脱毛ができずに困ったことがありました。
その当時はシールで保護され、ほくろの周辺は照射されずに脱毛されずに終わったのですが、現在はSHR脱毛を行い、脱毛は完了しました。
ほくろは本当に脱毛にとっては目障りな存在ですが、今はほくろがあっても脱毛が可能な方法がたくさんありますが、最も手軽な方法はSHR脱毛です。