ワキ毛の処理は何歳から始める?子供が脱毛をする注意点
脱毛
2022.11.16
子供のワキ毛処理は何歳から始めるものなのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
ムダ毛の中でも、特にワキ毛については16歳頃から処理している人が多く、脱毛している子供も多くいるのが現状です。
そこで本記事では、脱毛を始められる年齢、子供が脱毛するメリット・デメリット、注意点などについて解説していきます。
脱毛は何歳から始められる?
何歳からでもOK
脱毛は技術的には何歳からでも可能です。肌に特に問題がなければ、6歳から脱毛できる店舗もあるほどです。
ただ、年齢的にホルモンバランスが乱れやすい時期だと肌が敏感なので、脱毛するにあたって肌への負担が大きくなる恐れがあります。
施術の際に痛みが出やすかったり、脱毛後に肌荒れを起こしやすかったりするので、成人よりも注意が必要です。
そのため、脱毛を始めるのであれば、ホルモンバランスがある程度安定してくる16歳頃から始めると安心しやすいです。実際、脱毛サロンなどでは15〜16歳の高校生以上から受け付けているところが多くなっています。
※ ホルモンバランスの安定時期には個人差もあるので、個々人に合わせることも大切です。
脱毛を始める平均年齢
脱毛を始める年齢としては23〜27歳が特に多くなっています。
このくらいの年齢になると社会人になって金銭面で余裕が出てきやすくなるので、脱毛を始める人も多いわけです。
また、この年齢で脱毛を始める人には以下のような意見も多く、このことも若い年齢で脱毛を始める人が多い理由となっています。
- 若いうちに脱毛しておきたい
- 肌を綺麗にしたい
- 自己処理の手間をなくしたい
この次に多い年齢としては18〜22歳があげられます。
このくらいの年齢では学生で時間に余裕があったり、恋人ができて見た目に気を使ったりなどで脱毛を始める人が多いようです。
また、ある程度落ち着いた時期に脱毛したいということで、28歳以上で脱毛を始める人も少なくありません。
自己処理する際の注意点
カミソリなどは肌へのダメージが大きい
子供は肌が敏感なことが多いので、子供のうちからムダ毛処理をする際には、肌への負担を考慮する必要があります。
特に、カミソリなどは肌へのダメージが大きくなりやすく、肌にとって大きな負担になりやすいので、ムダ毛処理をする際にはシェービングクリームを使うなどの注意が必要です。
一方、電気シェーバーであれば肌への負担を最小限に抑えられるので、肌への負担を考えると電気シェーバーの方が安心してムダ毛処理しやすくなっています。
乾燥による肌トラブルが起きやすい
子供の肌は大人より柔らかい傾向があるので、カミソリでの自己処理だと角質まで剥がれやすく、自己処理後は肌が乾燥しやすくなってきます。
そのまま放置しておいた場合には、乾燥が進行して肌トラブルが起きる可能性も否定できません。
そのため、子供の場合は自己処理後の保湿ケアは特に欠かせなくなっています。保湿する際にも極力低刺激性のものを使用して、少しでも肌への刺激を抑えていくことが大切です。
子供が脱毛するメリット
コンプレックスの解消になる
毛深いと毛が目立ちやすくなるので、肌を見られることに抵抗感を感じやすくなってきます。
体育や水泳のような肌が見られやすい授業では、毛が気になって授業に集中できなくなることもあるかもしれません。
しかし、脱毛すると肌が綺麗になり、毛深さというコンプレックスを解消できるので、肌に自信が持てるようになります。肌を見られても気にならなくなるので、授業に集中しやすくなることも期待可能です。
肌トラブルが起こりにくい
子供は思春期になると皮脂が過剰分泌されやすく、外出機会が多いことで毛穴に雑菌が侵入しやすくなっているので、肌トラブルが生じやすいのが実態です。
しかし、脱毛すると毛穴が小さくなるので、毛穴に皮脂や汚れなどが溜まりにくくなり、雑菌も侵入しにくくなります。
結果として肌を清潔に保てるので、ニキビなどの肌トラブルを生じにくくさせることが可能です。
それに加えて脱毛すると毛が生えにくくなるので、定期的に自己処理する必要がなくなります。
自己処理は肌トラブルが生じる原因にもなってきますが、脱毛することで自己処理の必要がなくなるので、自己処理による肌トラブルの発生をなくすことも可能です。
子供が脱毛するデメリット
脱毛効果が十分にえられない可能性がある
子供は成人よりも毛が薄いことが多く、毛に含まれるメラニン色素も少ない傾向があります。
このような薄い産毛では光脱毛などで光が十分に吸収されにくいので、思うような脱毛効果が実感できない可能性も否定できません。
また、子供は成長過程なので、体内の細胞分裂が活発に行われている段階であり、毛根やその周辺組織についても同じ状態となっています。脱毛すると毛根やその周辺組織にダメージを与えられますが、子供の場合は短期間で再生しやすくなっているので、再び毛が生えてくることも少なくないのです。
このように、子供の場合は脱毛しても効果が十分に得られない可能性があるので、そのことを理解しておくことも大切なことと言えます。
肌が傷つきやすい
子供は成長過程であり、肌の防衛機能が発達しきっていないので、肌が傷つきやすくなっています。
肌が傷つきやすいことで刺激に対して非常に敏感になっているので、施術時に発生する熱が大きな負担になることも少なくありません。
程度によっては肌荒れや炎症などの症状が生じたり、赤みが残ったりすることもあるので、脱毛後にはしっかりと肌をケアしておくことが大切です。
また、同時に痛みにも敏感になっているので、脱毛する際には痛みを感じやすくなっています。
医療脱毛では大きな痛みを伴いやすいので、子供の場合は脱毛サロンやセルフ脱毛サロンのような比較的痛みを感じにくい店舗で脱毛した方が安心しやすいかもしれません。
子供が脱毛する際の注意点
施術後のお手入れを入念にする
先ほど説明した通り、子供の肌は敏感なので肌トラブルが起きやすくなっています。
特に、脱毛の施術後は肌が乾燥しやすく、紫外線のダメージも大きくなりやすいので、より肌トラブルが起きやすいです。
そのため、施術後には保湿剤や日焼け止めを積極的に塗っておき、乾燥や紫外線によるダメージを防ぐことが大切になってきます。
保湿剤や日焼け止めについては、極力低刺激なものを使うこともポイントです。
もし脱毛後に肌トラブルが生じた場合には、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。
自己判断で処置などをすると肌トラブルが悪化したり、跡が残ったりする可能性もあるので、皮膚科に行って診てもらった方が安心です。
同意書を用意する
未成年者が脱毛クリニックで医療脱毛、あるいは脱毛サロンでサロン脱毛する場合には、保護者の同意書が必要になってきます。
未成年者だけで脱毛を始めることはできないので、その点については注意が必要です。
具体的な年齢については店舗によって様々なので、店舗ごとの詳細を事前に確認しておくようにしましょう。
また、店舗によっては初回契約の際に保護者同伴で来店する必要があるところもあるので、その点についてもあらかじめ確認しておくことが大切です。
いずれにしても、同意書の準備には時間がかかることも想定されるので、脱毛することを決めた際には早めに保護者の方に相談しておくとスムーズに脱毛しやすくなってきます。
脱毛の年齢制限や子供だ脱毛した際のメリデメのまとめ
本記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- 脱毛は何歳からでも始められるが、始める年齢は23~27歳が多い
- 子供が脱毛する際は肌へのダメージや乾燥による肌トラブルに注意
- 子供の脱毛ではコンプレックス解消や肌トラブルを減らせるなどのメリットがある
- 一方で効果が十分に得られず、肌が傷つきやすいなどのデメリットもある
- 子供脱毛では施術後に入念にお手入れしたり、同意書を用意したりする必要がある
子供のうちに脱毛しておくと、早い段階から毛の悩みを解消することが可能です。
ホルモンバランスがある程度安定した時期になると、子供脱毛のデメリットも減ってくるので、そのような時期になったら早い段階で脱毛しておくのもありかもしれません。
ただ、子供の脱毛には注意点もあるので、その点をしっかりと確認したうえで脱毛することが大切になってきます。