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columnコラム

バルジ領域とは?新しい脱毛手法の効果や注意点を解説

脱毛

2023.3.4

バルジ領域をご存知でしょうか。

 

バルジ領域は近年の研究で新しく発見された器官で、現在でも注目されている器官の1つです。

 

バルジ領域は脱毛と大きく関係しているため、脱毛する場合には知っておくのがおすすめです。

 

本記事では、バルジ領域の概要と脱毛効果、注意点などについて解説していきます

 

バルジ領域について知りたい方や、脱毛を考えている方は必見です。

 

バルジ領域とは

快適な脇

バルジ領域とは、近年の発毛分野の研究によって新しく発見された器官の1つです。

 

「毛包幹細胞」と「色素幹細胞」という幹細胞(細胞の元となる細胞)が存在しているのが特徴で、毛の生成に欠かせない重要な器官となっています。

毛包幹細胞と色素幹細胞の具体的な役割については、それぞれ以下の通りです。

 

  • 毛包幹細胞:毛母細胞の大元となる細胞で、毛の構造の大部分を作り出す。
  • 色素幹細胞:色素細胞(メラノサイト)の大元となる細胞で、毛の色素に関係する。

 

バルジ領域ではこの2つの幹細胞から指令が出され、この指令が毛根に伝わることで発毛が促されるようになっています

そのため、最近ではこのバルジ領域からの指令を断ち切ることを目的として脱毛することも増えているのが実情です。

実際、医療脱毛ではバルジ領域を破壊して発毛の指令を断ちさえすれば、永久脱毛を実現できるというのが新しい理論となっています。

 

バルジ領域が注目されている理由

セルフメイドで脱毛

バルジ領域は近年脱毛などで注目されていますが、これは脱毛器による火傷のリスクが少ないことが主な理由です。

 

脱毛では通常、毛根をターゲットにすることが多いですが、毛根の場合には破壊するまでに大きな熱が必要になるので、脱毛する際には火傷のリスクが伴ってきます。

 

しかし、バルジ領域は毛根よりも表皮に近い真皮に存在するため、毛根よりも熱がしっかり届きやすく、破壊する場合にもそこまで大きな熱は必要ありません

脱毛する際にも比較的弱い出力の光で済みやすいので、バルジ領域をターゲットにした脱毛では既存の脱毛器による火傷のリスクは非常に少なくなっています。

 

このように、バルジ領域の脱毛では火傷のリスクが少なく、安心して脱毛できるので、最近ではバルジ領域の注目度が高まっているのです。

 

※ バルジ領域の脱毛は蓄熱式脱毛と呼ばれており、肌に熱を蓄積させて脱毛していくので、痛みも感じにくくなっています。

 

バルジ領域と毛周期の関係性

毛周期

毛には伸びる「成長期」、抜けやすくなる「退行期」、抜け落ちる「休止期」という3段階の生え変わりサイクルがあり、このサイクルを毛周期といいます。

毛はこの毛周期に従って生え変わりを繰り返しているのが実態です。

 

通常、毛根をターゲットにした脱毛では毛のメラニン色素を介して熱を伝えるため、脱毛する際には毛根との接触が強い成長期のタイミングで行う必要があります。

 

一方、バルジ領域の脱毛では毛根に直接熱を与えるわけではないので、毛根の場合ほど毛周期を気にする必要はありません

しかし、バルジ領域をターゲットにした場合であっても、脱毛器がメラニン色素に反応しやすい傾向はあり、従来通り毛根に働きかけることがあるので、毛周期との関係が全くなくなるわけではありません

実際、バルジ領域の脱毛でも毛周期に合わせた脱毛が勧められているのが実態となっています。

 

バルジ領域の脱毛効果

バルジ領域の脱毛では、従来の脱毛とは効果の表れ方が異なります。

 

先ほど説明した通り、バルジ領域は毛根に発毛の指令を出す器官なので、ダメージを与えると毛根への発毛の指令が止まり、毛が生えにくい状態になります。

つまり、バルジ領域の脱毛では、発毛の指令を止めることがメインであり、次に生えてくる毛に対してはしっかりと効果を期待できますが、今生えている毛に対してはほとんど効果は期待できないのです。

従来の脱毛のように、脱毛直後からポロポロと毛が落ちるような感覚ではないので、その点については注意が必要になってきます。

 

バルジ領域の脱毛では、効果が出始めるまでに数回の施術が必要になってきますが、回数を重ねるとしっかりと効果が出てきます

。最初は効果に不安を感じることもあるかもしれませんが、次に生えてくる毛に対してはしっかりと効果が期待できるので、根気よく施術を重ねていきましょう。

 

バルジ領域脱毛のメリット

背中を脱毛している女性

痛みが少ない

 

バルジ領域の脱毛には、痛みが少ないというメリットがあります

 

従来の脱毛方法は光の照射出力が強く、毛のメラニン色素に反応する際に大きな熱が発生するので、強い痛みを伴うことも少なくありません。

 

しかし、バルジ領域の脱毛では照射する光の出力が弱いので、施術中に大きな熱が発生することはほとんどなく、痛みが少なくなっています。

照射する際には肌をなでるように照射していき、感覚としては暖かさを感じる程度になっているので、痛みが心配な場合でも安心して脱毛しやすいです。

 

ちなみに、バルジ領域は毛根よりも表皮に近い真皮に位置しているので、痛みが内部に伝わりにくく、このことも痛みが少ない理由の1つとなっています。

 

施術時間の短縮

 

バルジ領域の脱毛には、従来の脱毛より施術時間が短縮できるというメリットもあります

 

従来の脱毛では光の連射速度がそこまで早いとは言えず、施術を終えるまでに長い時間を要することも少なくありません。

 

しかし、バルジ領域の脱毛では光を高速で連射していくので、従来の脱毛よりも施術時間が短く済みやすくなっています。

施術時間が短いと多くの時間を確保しておく必要がないので、スケジュールなども簡単に組みやすいです。

 

また、施術時間が短い場合にはクリニックなどで予約も取りやすくなるので、店の回転も早くなり、スムーズに脱毛を進めやすくなります。

 

バルジ領域脱毛の注意点

効果が出るまで焦らない

 

バルジ領域の脱毛をする際には、効果が出るまで焦らないことが大切です。

 

先ほど説明した通り、バルジ領域の脱毛は脱毛直後から毛が落ちるような脱毛ではなく、次に生えてくる毛に対して効果が期待できる脱毛となっています。

 

そのほか、脱毛効果が表れるまでにも複数回の施術を繰り返す必要があるなど、効果が表れるまでに時間がかかりやすいのがこの脱毛の特徴です。

 

そのため、バルジ領域の脱毛をする場合には、効果が出るまでに時間がかかる脱毛であることを事前に理解しておきましょう。

実際に脱毛する際には、たとえ少しの間は効果が出なかったとしても、焦らずに施術を繰り返していくことが大切です。

 

施術を行っているクリニックの下調べをする

 

バルジ領域の脱毛をする場合には、クリニックの下調べをしておくようにしましょう

 

バルジ領域の脱毛はまだ新しい技術なので、取り扱っているクリニックはまだ少ないのが現状です。

そのため、下調べをしておかないとバルジ領域の脱毛ができないこともあり得ます。

 

また、取り扱っているクリニックが少ないことから、そのようなクリニックは人気が高い傾向があり、予約を取りづらくなっていることも少なくありません。

下調べをしておかないと予約が取れず、脱毛できないこともあるので、バルジ領域の脱毛をする場合にはクリニックの下調べをしっかりとしておくようにしましょう。

 

バルジ領域の脱毛は、特にデリケートな部位として注意が必要です。

セルフメイドは、最先端の「SHR脱毛」を採用しており、痛みを最小限に抑えつつ効果的な脱毛を実現します。

バルジ領域の脱毛を検討している方には、セルフメイドをおすすめします。安全かつ確実に、理想の仕上がりを手に入れることができます。

まとめ

 

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

 

  • バルジ領域は毛包幹細胞と色素幹細胞が存在している器官であり、毛根に発毛の指令を出す役割を果たしている。
  • バルジ領域は脱毛器による火傷のリスクが少なく、脱毛では注目されやすい。
  • バルジ領域の脱毛でも毛根に働きかけることがあり、毛周期と全く関係がないわけではない。
  • バルジ領域の脱毛は次に生えてくる毛に対してしっかりと効果が期待できるが、今生えている毛に対しては効果が期待できないので、注意が必要。
  • バルジ領域の脱毛は痛みが少なく、従来の脱毛に比べて施術時間が短い。

 

バルジ領域は毛が生えるうえで重要な器官であり、脱毛を考えている場合には知っておいて損はありません。

 

バルジ領域の脱毛には多くのメリットがある一方、いくつか注意点もあるので、本記事の内容を参考にして、知識を蓄えておくと脱毛の際に安心しやすいです。