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columnコラム

セルフ脱毛する頻度について|毛周期と脱毛効果

脱毛

2022.12.24

セルフ脱毛する場合、どのくらいの頻度で脱毛すればいいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

最近では、家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンで脱毛する人が増加傾向にあるようです。

しかし、脱毛する頻度によっては脱毛効果も変わってくるため、自身の脱毛する程度に合わせて必要な頻度や回数などを知っておくことは大切です。

本記事では、どれくらいの頻度で脱毛すれば効果があらわれるのか、毛の濃ゆさによって脱毛具合が変わるのかについて解説していきます。

セルフ脱毛する予定の方は役に立つ内容となっていますので、是非参考にしてみてください。

脱毛の効果があらわれるのはどれくらい?

セルフ脱毛サロンに通い始めてからどれくらいで脱毛効果があらわれてくるのでしょうか。

結論から言うと、脱毛機器の性能や脱毛部位、毛の濃ゆさによって変わってきます。

目安だと、家庭用脱毛器の場合、週1回の照射で3ヶ月ほどで自己処理が楽になってきます。

脱毛は一度の施術で終わることはほとんどなく、回数を重ねてある程度通う必要があるため、効果があらわれるのに少し長い期間が必要になってくるのです。

しかし、部位によっては効果があらわれるまでの期間がより短かったり、長かったりする場合があるのも事実です。これには以下の2つの理由があげられます。

  • 部位によって毛周期が異なる
  • 部位によって毛の太さが異なる
  • 脱毛器の種類

 

毛周期について

毛周期

毛周期は脱毛効果があらわれるタイミングに大きく関わっています。

毛周期は毛が成長期、休止期、退行期の3つのステップを介して生え変わるサイクルのことです。

家庭用脱毛器及びセルフ脱毛サロンで取り入れられている光脱毛の多くは、この中でも成長期の毛に対して効果を発揮するため、毛周期が早い(毛が成長期になるタイミングが早い)部位では効果がより短期間であらわれやすくなっています。

逆に毛周期が遅い部位では毛が成長期になるタイミングが遅くなるため、効果があらわれる期間も少し長くなる傾向にあるのが現状です。

参考:毛成長周期|産総研

毛の太さによる効果への影響

脇毛の役割

毛の太さも脱毛効果があらわれるタイミングに関わってきます。

毛は太いほど含まれるメラニン色素が多く、光をよく吸収して熱が発生しやすい傾向があります。

よって、太い毛ほど脱毛効果が発揮されやすいです。

産毛などの細い毛に関しては含まれるメラニン色素が少ないため、光の吸収量が少なくなり脱毛効果も発揮されにくくなっています。

このように毛の太さによって脱毛効果が変わってくるため、効果があらわれるタイミングにも差が出てくるわけです。

ちなみに、産毛の多い部位に関してはSHR方式の光脱毛を行うことも1つの手です。

SHR方式で用いる光はメラニン色素に反応せずに毛包に直接熱を与えることで脱毛を行うため、メラニン色素が少ない産毛に対してもしっかりと効果が見込まれます。

セルフ脱毛サロンにはどれくらいの頻度で通う?

セルフ脱毛サロンに通う頻度は脱毛する部位によって変わってきますが、平均するとだいたい2か月~4か月に1回程度の頻度が良いと言われています。

部位によって通う頻度に差が出てくる理由は、体の部位で毛周期が異なるためです。

先程も説明した通り、セルフ脱毛サロンで行う光脱毛の多くは成長期の毛に対してのみ効果を発揮します。

効果的に脱毛していくには、毛周期に合わせて毛が成長期になっているタイミングを見計らって脱毛していく必要があるのです。

脱毛する部位として、顔、脇、腕、足、vioなどが人気ですが、これらの部位の毛周期は以下の通りとなっています。

  • 顔:1か月~2か月
  • 脇:2か月~3か月
  • 腕:3か月~4か月
  • 足:1か月半~2か月
  • vio:1か月半~2か月

毛周期から考えて、顔は1か月~2か月に1回、体は部位によって1か月半~4か月に1回の頻度で通うと効果的に脱毛することができます。

しかし、ここで記した頻度はあくまでも一般的とされる頻度であり、個人差が出てきます。

日頃から自身の毛の生え変わるサイクルを観察し、早さをある程度把握しておくと脱毛の際に役に立つかもしれません。

ちなみに、SHR方式の光脱毛の場合はターゲットが毛ではなく毛包なので、毛周期を気にせずに脱毛することができ、約1週間~1か月に1回という頻度で通うことができます。

高頻度で施術できるので、効果があらわれるタイミングもその分早くなってきます。

毛の太さに影響されることもないので、太い毛の多い部位から産毛の多い部位に至るまで効果にバラツキが出ることはほとんどありません。

最近のセルフ脱毛サロンではSHR方式の光脱毛を採用している店舗も増えてきているので、以前に比べて早い段階から効果を実感できるようになっているのが現状です。

セルフ脱毛サロンなら何回通えば効果あり?

通う回数については、自己処理が楽になる程度であれば平均して6~8回ほど通えば良いと言われています。

複数回通う必要がある理由は、一度の施術ではごく一部の毛に対してしか脱毛効果が発揮されないためです。

基本的に一度の施術で脱毛効果が発揮される毛は、どの部位に関しても毛全体の約20%と言われています。

これは毛全体のうちで成長期に当たる毛の占める割合が約20%であることが理由です。

毛周期に合わせて2回目の施術を行うとさらに約20%、その次の3回目の施術ではさらに約20%の毛に脱毛効果が発揮されるようになってきます。

このようにして何度も施術を行っていき、おおよそ6~8回の施術を行うと自己処理が楽になる程度の効果が得られるようになっているわけです。

ちなみに、顔と(顔以外の)体では以下のように回数に差が出てきます。

  • 顔:約6~10回
  • 体:約4~6回

顔に関しては産毛の割合が多く脱毛効果が発揮されにくい部位であることから、必要な回数が多かったり、個人間で回数にバラツキが出てきたりすることが考えられるのです。

体に関しては平均して約4~6回となっていますが、部位によってはバラツキも出てくるため注意が必要です。

一方でツルツルになるまでの脱毛を考えている場合にはさらに回数を重ねていく必要があり、平均して12~18回の施術が必要になってきます。vioや脇などの太い毛が集まっている部位に関しては18~20回程度の施術が必要になることもあるため、根気が必要です。

自身の目指す脱毛の程度や部位に合わせて施術回数を考えていくことが大切になってきます。

毛の濃ゆさによって脱毛具合は変わる?

毛の濃ゆさによって脱毛具合は変わるのでしょうか。

結論から言うと、毛の濃ゆさによって脱毛具合は多少変わると言えます。

理由は毛の濃ゆさというものが以下の2つのいずれか、あるいは両方に影響を受けているためです。

  • 太い毛の割合
  • 毛の量の多さ

太い毛が多いほど毛は濃く、少ないほど毛は薄くなることから分かるように、太い毛の割合は毛の濃ゆさに大きな影響を与えています。

太い毛は光を吸収する量が多く脱毛効果が高いため、太い毛の割合が多い、つまり毛が濃い場合の方が脱毛具合が良好です。

毛が濃い人は1本1本の毛が目立っていることから、脱毛後の見た目の変化も実感しやすくなっています。

毛の量の多さも毛の濃ゆさに影響を与える因子です。

一般的に毛の量が多いほど毛は濃くなり、少ないほど毛は薄くなります。

毛の量が多いと脱毛効果が発揮される毛の数も多くなるため、脱毛具合がよくなり効果を実感しやすいです。

このことから、毛の量の多さという観点からも毛が濃い方が脱毛具合が良好であると言うことができます。

>>セルフ脱毛サロンのセルフメイド

セルフ脱毛のよくある質問

セルフ脱毛は毎日やってもいいのか?

光脱毛の場合、毛周期に合わせて照射する必要があるため、毎日脱毛器で照射してもムダ打ちになってしまいます。

セルフ脱毛は何回で効果が表れるのか?

目安として、5〜6回で自己処理が楽になります。ただし、使用する脱毛機器や部位、毛の太さによって脱毛期間は変わります。

脱毛器を毎日やったらどうなる?

脱毛効果が加速することはありませんが、肌への負担が大きくなります。肌荒れによる色素沈着になる可能性も考えられるため、メーカー推奨の間隔で脱毛しましょう。