顔脱毛の当日にメイクはあり？施術前後の注意点を解説

顔脱毛当日にメイクをしてもよいのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

顔脱毛当日は、サロンに行くまではメイクをしていても問題はありません。

ただ、メイクした状態で脱毛すると脱毛効果が下がりやすく、肌トラブルが生じる可能性も出てくるので、サロンに着いたらメイクは落とすのが基本です。

本記事では、顔脱毛の際にメイクを落とすべき理由や、顔脱毛当日の注意点などについて解説していきます。

顔脱毛の当日にメイクはありか？

顔脱毛当日については冒頭でも説明した通り、サロンに行くまではメイクをしていても問題はありません。

ただし、サロンに着いたらメイクは落とすのが基本です。

詳細については後述しますが、メイクした状態で脱毛すると脱毛効果が減少する恐れがあります。

衛生状態によっては肌トラブルが生じる可能性も否定できません。

そのため、脱毛前にはしっかりとメイクを落としておく必要があるのです。

ただ、メイクを落とすと肌が乾燥しやすくなり、脱毛時に影響することもあるので、落とした後は肌の保湿も忘れず行うようにしましょう。

メイクを落とすのに時間がかかると脱毛時間が短くなることもあり、脱毛効果が得にくくなってしまう可能性もあります。

そのため、顔脱毛当日にメイクをする場合には、素早く落とせるようにナチュラルメイクのような薄めのメイクにしておくと安心です。

顔脱毛の際にメイクを落とす理由

脱毛効果が減る

顔脱毛では光脱毛が用いられることが一般的であり、脱毛器の光を肌に照射して毛のメラニンに反応させ、熱を生じさせることで脱毛していきます。

しかし、顔脱毛の際にメイクをしていると、メイクによって脱毛器の光が散乱してしまい、光が毛まで届かない可能性が出てきます。

毛に光が届かないと毛根まで熱を与えられないので、脱毛効果が減少する可能性も否定できません。

また、メイクの濃さに差があると濃さによって照射箇所にムラができやすくなるため、脱毛効果にもムラが生じやすくなってきます。

このように、顔脱毛の際にメイクをしていると脱毛効果が減少したり、効果にムラができやすくなったりするので、脱毛前にはメイクを落としておくことが大切です。　　

衛生的でない

脱毛では熱の発生を伴うので、施術後は肌が乾燥しやすく、敏感になっていることが多々あります。肌の状態が衛生的でない場合には、肌トラブルが生じてしまう可能性も否定できません。

ところが、化粧品は手で触れることが多く、知らない間に雑菌がついていることも多いのが実態です。

このような実態があるので、メイクしたままではあまり衛生的であるとは言えず、脱毛することで肌トラブルが生じる可能性も出てきてしまいます。

そのため、メイクの衛生状態を考えると、肌トラブルを生じさせないためにも脱毛前にはメイクを落としておいた方が良いのです。

肌トラブルの原因になる

先ほど説明した通り、メイクした状態はあまり衛生的であるとは言えないので、メイクしたままで脱毛すると肌トラブルが生じる可能性も出てきます。

しかしそれ以外にも、化粧品の成分が脱毛器の光に反応し、それが原因で肌トラブルを起こしてしまうこともあります。

化粧品の成分の中には脱毛器の光に反応するものがあり、それが肌へ刺激を与えてしまうことで、結果として炎症などの肌トラブルをもたらす可能性があるのです。

このように、衛生的な要因のみならず、化粧品の成分が光に反応して肌トラブルをもたらすこともあるので、肌トラブルを防止するためにも、脱毛前にはメイクを落としておいた方が安心です。

顔脱毛当日におすすめのメイク

理想はすっぴんの状態

顔脱毛当日は、基本的にはすっぴんでいることが望ましいです。

すっぴんでいるとメイクを落とす必要がなく、十分な脱毛時間を確保しやすいので、しっかりとした脱毛効果を期待することができます。

脱毛効果が十分に得られると施術回数が少なく済みやすく、期間も短くなりやすいので、費用などの面でもお得になりやすいです。

また、すっぴんでいるとメイクを落とし漏れすることがないので、脱毛効果が減少したり、肌トラブルが生じたりする可能性も少なく、安心して脱毛しやすくなります。

このように、すっぴんでいることには様々なメリットがあるため、顔脱毛当日はできればすっぴんでいるのが理想的です。

日焼け止めや石鹸で落ちる化粧品を使う

顔脱毛当日にメイクをするのであれば、日焼け止めで済ませるか、石鹸で落ちる軽めの化粧品を使うのがおすすめです。

サロンでメイクを落とす場合、落ちにくい化粧品だと擦って肌から落とす必要があり、肌への刺激が大きくなりやすくなってきます。

肌への刺激が大きいと脱毛効果が減少したり、肌トラブルのリスクが向上したりする可能性があるので、あまり良いとは言えません。

しかし、石鹸で落ちる軽めの化粧品であれば軽い力で落とすことができ、肌への負担も小さく済むので、脱毛時に問題になることはほとんどありません。

このように、サロンでメイクを落とすにせよ、施術前は肌に負担をかけない方が良いので、メイクをするのであれば軽めの化粧品を使用するのがおすすめです。

マスクやメガネを使う

顔脱毛当日はすっぴん状態の方が良いとは言うものの、普段メイクをしている方がいきなりすっぴんで外出するのには抵抗があるかと思います。

そのため、そのような方はマスクやメガネを使うのがおすすめです。

マスクやメガネで顔を覆うとすっぴんの薄い印象を和らげることができるので、たとえすっぴんでいたとしても比較的安心して過ごしやすくなります。

また、マスクやメガネであれば肌に刺激を与えることは基本的にないので、脱毛に影響する心配もほとんどありません。

メガネについては伊達メガネが百円ショップなどで販売されており、マスクについてもドラッグストアなどで比較的安く手に入れられるので、すっぴんに抵抗がある場合には是非検討してみてください。

顔脱毛当日の注意点

保湿はしっかりと行う

先ほど説明した通り、脱毛は熱の発生を伴い、場合によっては軽い火傷状態になることもあるため、脱毛後は肌が非常に乾燥しやすい状態になっています。

そのままの状態にしておくと乾燥が進行していくので、種々の肌トラブルが生じてしまう可能性も否定できません。

脱毛前についても、肌が乾燥していると刺激が強くなりやすく、肌トラブルの発生につながることがあります。

そのため、乾燥による肌トラブルを減らすためにも、脱毛前後は念入りに保湿をしておくことが大切です。

保湿をする際には肌への刺激が少しでも小さくなるように、刺激の小さい保湿剤を使うのがおすすめです。

施術後は日焼け止めを使う

施術後の肌は刺激に敏感になっているので、この状態で日焼けすると炎症や色素沈着などの肌トラブルの原因になってきます。

仮に肌トラブルが生じてしまうと、程度によっては施術に影響することもあり、次の施術ができなくなる可能性も否定できません。

そのため、施術後の日焼けを防ぐためにも、顔脱毛当日は日焼け止めクリームを持参しておくのがおすすめです。

脱毛の施術は繰り返し行うことになるので、施術後は日常的に日焼け止めクリームを使っておくとより効果的になってきます。

日焼け止めクリームについても保湿剤と同様に、肌への刺激が小さくなるよう極力刺激の小さいものを選んでおくと安心しやすいです。

まとめ

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

• 顔脱毛当日はサロンにメイクをしていっても問題はないが、サロンに着いたら落とすのが基本。
• メイクした状態で顔脱毛すると、脱毛効果が減少したり、肌トラブルが生じやすくなったりする可能性がある。
• 顔脱毛当日はできればすっぴんでいるのが理想だが、難しい場合には軽めの化粧品でメイクをしたり、メガネやマスクを使ったりすると良い。
• 顔脱毛前後はしっかりと保湿を行うことが大切。
• 施術後の日焼けは肌トラブルの原因になるので、顔脱毛当日は日焼け止めクリームを持参しておくと良い。

顔脱毛を検討している方の中には、当日にメイクをする予定の方もいるかもしれません。

しかし、顔脱毛当日のメイクは脱毛に影響する可能性もあるので、注意が必要です。

当日にメイクを考えている場合には、本記事の内容を参考にして、脱毛に影響のない範囲で行うようにしましょう。