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セルフ脱毛時にニキビがあっても大丈夫?施術に向けた注意点を解説

脱毛

2023.2.3

脱毛する際に肌にニキビがある方もいるのではないでしょうか。

 

脱毛時のニキビについては、治りかけや炎症の少ないものであれば大丈夫ですが、膿んでいる場合には脱毛できないこともあります。

ニキビができてしまった場合には、なるべくニキビを触らないようにして肌を清潔に保っておくことが大切です。

 

本記事では、ニキビがある場合の脱毛の可否や、施術に向けた注意点などについて解説していきます

 

セルフ脱毛時にニキビがあっても大丈夫?

ニキビを見る女性

肌にニキビがある場合には、そのまま脱毛することはできるのでしょうか。

 

これについて結論を言うと、ニキビの種類によっては脱毛できることもあります

 

例えば、治りかけのニキビや炎症が少ないニキビであれば、施術の影響を多少受けてもあまり問題はないので、施術しても大丈夫なケースが多いです。

しかし、膿んでいるニキビの場合は施術することで悪化する恐れがあるので、施術できないケースが多くなっています。

脱毛期間中に生じた場合でも一旦施術が中断されることになるので、その点については注意が必要です。

 

ただ、店舗によっては小さいニキビでも施術が難しかったり、保護シールで隠せば施術できたりなど、施術の可否基準が様々なので、その点についても事前に確認しておくことが大切です。

 

いずれにしても脱毛時にはニキビがないことが一番なので、心配な場合にはニキビが治るまでは施術を中断し、ニキビが治ってから施術を再開するとよいでしょう。

ニキビがあってもできるセルフ脱毛

ニキビがあってもできるセルフ脱毛としては、家庭用脱毛器を使ったセルフ脱毛や、セルフ脱毛サロンでのセルフ脱毛があげられます。

家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンでのセルフ脱毛は肌に物理的な刺激を与えにくく、炎症などを悪化させにくいので、ニキビがある場合でも脱毛しやすくなっています。

特に、セルフ脱毛サロンのセルフメイドであればSHR方式の脱毛を採用しており、一般的な光脱毛よりも熱が生じにくくなっているので、より安心して脱毛しやすいです。

一方、カミソリやシェーバーなどを使ったムダ毛処理は肌に物理的な刺激を与えてしまうので、ニキビがある場合には症状が悪化しやすくなってしまいます。ニキビがある場合にはカミソリやシェーバーを使った処理は避けた方が良いと言えるでしょう。

 

ニキビができた場合の施術に向けた注意点

ニキビを気にする女性

なるべく触らないようにする

 

ニキビができてしまった場合には、なるべく触らないようにすることが大切です。

 

ニキビを頻繁に触っていると刺激が伝わってしまうので、治りが遅くなったり、場合によっては悪化したりすることがあります。

治りが遅くなると施術を再開できる時期も遅くなるので、脱毛期間が長くなってしまう可能性も否定できません。

 

そのため、ニキビができた場合には少しでも早く治すことを考えて、可能な範囲で触らないようにしましょう。

症状が気になる場合には、事前に皮膚科へ行っておくと安心です。

 

また、ニキビができると自分で潰したくなる人も多いですが、潰すとニキビ跡として残ってしまい、施術に影響することもあるので、潰さないように注意しましょう。

 

清潔に保つ

 

ニキビができてしまった場合には、肌を清潔に保つことも大切です。

 

ニキビができた肌は炎症を起こしているケースが多いので、清潔な状態でないと雑菌などが入りやすく、ニキビが悪化してしまうことがあります。

ニキビは悪化すると治るまでに時間がかかりやすく、治ったとしても跡として残ることがあるので、施術に大きく影響してしまう可能性も否定できません。

 

そのため、ニキビを悪化させないためにも、ニキビができた場合には保湿をしたり、触るのを避けたりして肌を清潔に保つようにしましょう。

 

※ 過度に洗顔をすると肌に刺激を与えてしまったり、乾燥を促進してしまったりする恐れがあるので、洗顔については過度に行わないように注意が必要です。

ニキビ跡にセルフ脱毛する際の注意点

 

ニキビ跡がある部位をセルフ脱毛する際には保護シールを貼るようにしましょう

 

ニキビ跡がある部位はメラニン色素が多く含まれているので、脱毛器の光が反応しやすく、大きな熱が発生しやすくなっています。ニキビ跡の程度や脱毛器に出力によっては強い痛みや火傷などが生じる可能性も否定できません。

 

そのため、脱毛する部位にニキビ跡がある場合には、ニキビ跡に保護シールを貼ってからセルフ脱毛することが大切です。

 

なお、ニキビ跡の色素沈着が酷い場合には特に大きな熱が生じやすいので、そのような場合にはその部位への照射は避けた方が良いでしょう。

セルフ脱毛がニキビに効くこともある

 

肌が清潔に保ちやすく雑菌が繁殖しづらくなる

 

ムダ毛が多く生えているとゴミや雑菌が絡まりやすくなるので、肌で雑菌が繁殖しやすく、ニキビが長引いたり、悪化したりすることもあります。

 

しかし、脱毛するとムダ毛が生えにくくなり、ゴミや雑菌が絡まりにくくなるので、肌を清潔に保ちやすくなります

肌を清潔に保てると雑菌の繁殖を防げるので、ニキビが悪化したり、新しくニキビができたりするのを防ぎやすいです。

 

また、肌を清潔に保てるとニキビ以外の肌トラブルも防ぎやすくなるので、肌トラブルで悩みを抱えることを減らせます。

肌トラブルがない肌は綺麗に見え、脱毛する際も困ることがないので、快適に過ごしやすいです。

 

毛穴が引き締まる

 

ムダ毛が生えているとどうしても毛穴が広がりやすくなるので、皮脂やゴミが詰まりやすく、それが原因でニキビが生じることもあります。

 

しかし、脱毛するとムダ毛が生えにくくなるので、毛穴が引き締まるようになり、皮脂やゴミが詰まりにくくなります

毛穴の詰まりを防げるとニキビが生じにくくなるので、肌を綺麗に保ちやすいです。

 

このように、毛穴の詰まりによるニキビが多い場合には、脱毛で毛穴を引き締めることでニキビをできにくくすることができます。

 

また、毛穴が引き締まると視覚的に目立ちにくくなるので、肌がより綺麗に見えやすく、肌に自信を持ちやすいです。

 

保湿剤や美容液が浸透しやすい

 

ムダ毛が生えていると化粧水や美容液などが毛穴に浸透しにくくなるので、美容効果が減弱しやすくなります。

そのため、化粧水や美容液で毎日スキンケアをしていても、なかなか思うような効果が得られないことも少なくありません。

 

しかし、脱毛するとムダ毛が生えにくくなるので、化粧水や美容液などの浸透が良くなり、美容効果が発揮されやすくなります

美容効果が十分に発揮されると肌も綺麗になりやすいので、肌に自信を持ちやすくなることが期待可能です。

 

また、化粧水や美容液などの美容効果が発揮されやすくなると費用対効果も高まるので、金銭的な面でもメリットを享受しやすくなります。

 

セルフ脱毛後にできるニキビは毛嚢炎の可能性が高い

 

毛嚢炎と一般的なニキビの違い

 

毛嚢炎とニキビは見た目が似ているので、一見同じようにも見えてしまいがちです。しかし、毛嚢炎とニキビには違いがあります。

 

まず、毛嚢炎とは毛穴の奥に細菌が入ることで生じる炎症です。

症状としては毛穴が赤くなったり、白いブツブツができたりするのが特徴で、痛みやかゆみがないことが多く、中に芯はできません。

 

一方でニキビは毛穴に皮脂が詰まり、アクネ菌が溜まることで生じる炎症を指しています。

症状としては赤みを帯びて痛みを伴うことが多く、中に芯があり、程度によっては毛穴に膿が溜まることもあります。

 

このように、毛嚢炎とニキビは厳密には違う症状なので、判断には注意が必要です。

 

毛嚢炎ができやすい人の特徴

 

毛嚢炎ができやすい人は、肌のバリア機能が低下していることが多いです。

 

肌のバリア機能が低下していると毛穴の奥に雑菌が侵入しやすくなるので、結果として毛嚢炎が生じやすくなります。

肌のバリア機能は生活習慣や睡眠の影響を大きく受けやすいので、これらが乱れている場合には肌のバリア機能も低下しやすいです。

そのため、毛嚢炎を予防するためには、生活習慣や睡眠を規則正しくすることが大切です。

 

また、毛嚢炎は肌を傷つけた場合にもできやすいことが知られています。

カミソリや毛抜きなどで頻繁に自己処理をしていると、肌を傷つけやすくなるので、カミソリや毛抜きで自己処理している場合には注意が必要です。

 

毛嚢炎の治し方

毛嚢炎ができた場合、症状が軽いものについては基本的に放置しても問題はありません

 

症状が軽い毛嚢炎は約2週間程度安静にしておけば自然に治癒するケースが多いです。

逆に触ってしまうと刺激を与えたり、雑菌が侵入したりする恐れがあるので、症状が悪化してしまう可能性も出てきます。

そのため、毛嚢炎の症状が軽い場合にはなるべく触らないよう安静にしておくことが大切です。

 

ただ、毛嚢炎の症状が酷く、時間が経ってもなかなか改善しない場合には、皮膚科へ行って診てもらうようにしましょう。

脱毛サロンやクリニックによっては塗り薬を処方してもらえることもあるので、そのような塗り薬を貰った場合には塗っておくのもおすすめです。

 

まとめ

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

  • 脱毛時にニキビがある場合には、ニキビの種類によっては脱毛できることもある。
  • ニキビができた場合にはなるべく触らないようにし、肌を清潔に保つことが大切。
  • 脱毛すると肌を清潔に保ちやすくなるほか、毛穴が引き締まったり、化粧水や美容液が浸透しやすくなったりする。
  • 毛嚢炎は肌のバリア機能が低下している人にできやすい。
  • 毛嚢炎は症状が軽いものについては放置しても問題ないが、酷いものについては皮膚科へ受診するようにする。

 

脱毛を検討している方の中には、ニキビがある状態での脱毛を考えている方もいるかもしれません。

脱毛時にニキビがある場合には脱毛できることもありますが、症状によっては脱毛できないこともあるので、本記事の内容を参考にして、安全に脱毛を行うようにしてみてください。