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脱毛する時に色素沈着があっても大丈夫?色素沈着の原因から解説

脱毛

2023.7.29

脱毛する際に色素沈着があっても大丈夫なのか、気になる方はいないでしょうか。

 

結論から言うと、薄めの色素沈着であれば問題ありませんが、濃い場合には火傷リスクがあるので、外すケースが多々あります。そのため、日頃から色素沈着を防ぐことが大切です。

 

本記事では、脱毛の際に色素沈着があっても大丈夫なのか、色素沈着の原因や予防法などについて解説していきます

 

色素沈着があっても脱毛できるのか気になる方は必見です。

 

色素沈着とは

ニキビを気にする女性

色素沈着とは、メラニン色素の増加、及び皮膚への蓄積によって皮膚が黒ずんでしまうことを言います。

 

肌の新陳代謝(ターンオーバー)が定期的に行われていれば、メラニン色素は垢となって排出されていくので、色素沈着が起こることは基本的にありません。

 

しかし、加齢などが原因でターンオーバーが遅くなるとメラニン色素が正常に排出されなくなるので、結果としてメラニン色素が皮膚に蓄積しやすくなり、色素沈着が生じやすくなってきます。

 

そのほかにも、色素沈着が生じる原因はいくつかあるので、以下では色素沈着が生じる原因について詳しく解説していきます。

 

色素沈着の原因

肌への摩擦

 

色素沈着の原因の1つは肌への摩擦です。

 

メラニン色素は摩擦などの刺激が無い状態でも肌で合成されていますが、通常下で合成される量のメラニン色素はターンオーバーで十分に排出されるので、色素沈着が生じることはあまりありません。

 

しかし、肌を擦るなどして摩擦を生じさせると肌に刺激が伝わるので、肌は防御反応としてメラニン色素を過剰に合成することがあります。

メラニン色素は過剰に合成されるとターンオーバーでの排出が間に合わなくなるので、そのまま肌に蓄積してしまい、色素沈着となって残ってしまうケースも少なくないのです。

 

このように、メラニン色素は肌に刺激を与えると過剰合成されやすくなるので、肌に摩擦などを加えると色素沈着が生じやすくなってきます。

 

紫外線

 

色素沈着の2つ目の原因は紫外線です。

 

肌は紫外線に対する防御機構を備えており、紫外線を多く浴びるとメラニン色素の合成量を増やして紫外線に備えようとします。

そのため、紫外線を多く浴びるとメラニン色素の量が多くなり、肌に蓄積しやすくなるので、色素沈着として残ってしまうケースも少なくないのです。

 

紫外線を多く浴びた後は日焼けで肌が黒くなりますが、これはメラニン色素が過剰合成された結果であり、場合によっては色素沈着として残ってしまうこともあるので、色素沈着を気にする場合には浴び過ぎには注意が必要です。

 

なお、紫外線は色素沈着のみならず、炎症などの肌トラブルの原因にもなってくるので、脱毛前後での浴び過ぎにも注意が必要になってきます。

 

加齢

 

先ほども少し説明しましたが、色素沈着の3つ目の原因は加齢です。

 

若いうちは肌のターンオーバーが活発に働いているので、メラニン色素がしっかりと排出されやすく、通常下では色素沈着として残ることはあまりありません。

 

しかし、肌のターンオーバーは加齢とともに遅くなるので、歳を重ねるとメラニン色素が排出されにくくなり、肌に蓄積しやすくなってきます。

そのため、歳を重ねるとメラニン色素が色素沈着として残ってしまうケースも少なくないのです。

 

加齢は摩擦や紫外線などとは異なり、環境によらず起こるものなので、加齢に伴って色素沈着ができてしまうことはなかなか避けにくいことと言えます。

 

脱毛の際に色素沈着があっても大丈夫?

 

脱毛の際に多少色素沈着があっても基本的には問題ありません

 

少しの色素沈着であればレーザーや光が大きく反応することはないので、問題なく脱毛することができます。

 

しかし、濃いシミなど、色素沈着が濃い場合にはレーザーや光が大きく反応しやすくなるため、大きな熱が発生しやすく、火傷のリスクが出てきてしまいます。

そのため、色素沈着が濃い場合には施術の際に照射対象から外す場合もあるので、その点については注意が必要です。

 

※ SHR脱毛などの蓄熱式脱毛の場合にはレーザーや光が色素沈着に反応する心配がないので、色素沈着が多少濃くても問題なく脱毛可能です。

セルフメイドではSHR脱毛方式を採用しており、安心して脱毛することができます。

 

色素沈着が起こりやすい部位

脇を脱毛している女性

色素沈着が起こりやすい部位としては、ビキニライン、顔、ひじ、ひざ、脇などの部位があげられます。

 

これらの部位は皮膚が薄かったり柔らかかったりするので、他の部位に比べて刺激に敏感な傾向があり、メラニン色素が過剰合成されやすくなっています。

 

そのため、ビキニライン、顔、ひじ、ひざ、脇などの部位はメラニン色素が蓄積しやすく、色素沈着が生じてしまうケースも少なくないのです。

 

ちなみに、脱毛する中で特に火傷のリスクがあるのは顔にできた濃いシミなので、顔に濃いシミがある場合にはシミが薄くなるまで待つか、シミの部位を外して脱毛するようにしましょう。

 

日頃から色素沈着を防ぐ方法

 

肌に摩擦を与えない

 

日頃から色素沈着を防ぐためには、肌に摩擦を与えないことが大切です。

 

先ほど説明した通り、肌を擦ったり服で締め付けていたりすると肌に摩擦が加わるので、それが刺激となって色素沈着の原因になってきます。

摩擦の具合が激しい場合には色素沈着のみならず、炎症などの肌トラブルが生じてしまう可能性も否定できません。

 

そのため、日頃から色素沈着や肌トラブルを防ぐためにも、肌を擦ったり服で締め付けたりすることは避けるようにし、肌に極力摩擦を与えないようにしましょう。

 

服がきつく、どうしても肌を締め付けてしまう場合には、緩めの服を着用するようにすると良いです。

 

紫外線を予防する

 

日頃から色素沈着を防ぐためには、紫外線を予防することも大切です。

 

これも先ほど説明した通り、紫外線を多く浴びて日焼けをするとメラニン色素が過剰合成されてしまうので、色素沈着の原因になってきます。場合によっては炎症などの肌トラブルが生じてしまい、跡になって残ってしまう可能性も否定できません。

 

そのため、日頃から色素沈着や肌トラブルを防ぐためにも、紫外線対策をしっかりとするようにし、日焼けを予防するようにしましょう。

 

紫外線対策として日焼け止めクリームを使用する場合には、肌に極力刺激を与えない方が良いので、刺激性の少ないものを使用するのがおすすめです。

 

保湿をする

 

日頃から色素沈着を防ぐためには、肌をしっかりと保湿することも大切です。

 

肌は摩擦や紫外線によるダメージを受けると乾燥しやすくなるので、そのままにしておくと色素沈着が生じたり、既にある場合には悪化したりしやすくなってきます。

それ以外にも乾燥が酷くなると赤みや痒みなどの症状もあらわれやすく、色素沈着以外の悩みが生じることも少なくありません。

 

そのため、日頃から色素沈着などを防ぐためにも、肌を丁寧に保湿して乾燥させないよう注意するようにしましょう。

 

なお、保湿する際には日焼け止めクリームと同様、肌に極力刺激を与えない方が良いので、刺激性の少ない保湿剤を使用すると安心です。

 

まとめ

 

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

 

  • 色素沈着とは、メラニン色素の増加、及び皮膚への蓄積によって皮膚が黒ずんでしまうことを言う。
  • 色素沈着は肌への摩擦や紫外線、加齢などが原因で生じる。
  • 脱毛の際に多少色素沈着があっても基本的には問題ないが、色素沈着が濃い場合には施術の際に照射対象から外す場合もある。
  • 色素沈着が起こりやすい部位として、ビキニライン、顔、ひじ、ひざ、脇などがあげられる。
  • 日頃から色素沈着を防ぐためには、肌に摩擦を与えないようにしたり、紫外線を予防したり、肌をしっかりと保湿したりすることが大切。

 

脱毛を検討している方の中には、色素沈着があるために脱毛を悩んでいる方もいるかもしれません。

 

色素沈着は薄い場合には問題なく脱毛できますが、濃い場合には照射対象から外れる場合もあるので、心配な場合には店舗のスタッフなどに聞いてみると安心しやすいです。

 

また、色素沈着は日頃から気をつけておけば予防できる場合が多いので、本記事の内容を参考にして、色素沈着の予防法などを確認しておくと良いです。