カミソリ負けしてかゆい!肌トラブルの原因と剃り方のコツを解説
脱毛
2023.3.6
カミソリ負けでかゆい思いをしている方はいないでしょうか。
カミソリ負けを防ぐには、その原因を知り、剃り方のコツを知っておくことが大切です。
本記事では、カミソリ負けの原因や、剃り方のコツについて詳しく解説していきます。
カミソリ負けに悩んでいる方、対処法を知りたい方は必見です。
カミソリ負けしてかゆくなる原因
カミソリの状態が良くない
カミソリ負けする要因の1つは、カミソリの衛生状態が良くないことです。
長期間使い続けているカミソリや古いカミソリは、しっかり手入れされていないと刃が劣化していたり、刃に雑菌がついていたりすることが多々あります。
そのようなカミソリを使って剃毛した場合には、肌が傷ついてしまうほか、雑菌が付着することも少なくありません。
この際、傷ついた箇所から雑菌が侵入するとそこで炎症が生じることがあるので、ここで炎症が生じてしまうとかゆみが生じ、カミソリ負けを起こすことになってしまいます。
カミソリの衛生状態は、カミソリ負けのしやすさに大きく影響しやすいのです。
剃り残しがある
剃り残しがある場合も、かゆみが生じやすくなってきます。
基本的に毛は根元ほど太く、先端ほど細い構造をしており、触れてもチクチクすることはありません。
しかし、剃った後は毛に断面ができており、角張っているので、接触した際にチクチクしやすくなっています。
しっかり剃れていれば問題ありませんが、剃り残しがある場合には皮膚に毛が接触してしまうので、チクチク感を感じやすく、かゆみを伴ってしまいやすいです。
毛は太く硬いものほどクッション性がないので、太く硬い毛ほどこのような傾向が顕著になってきます。
肌が傷ついている
肌が傷ついていることも、かゆみが出てくる原因の1つです。
そもそもカミソリは肌への負担が大きく、剃毛時には皮膚の表面を削ってしまうことが多々あります。
そのため、剃毛後は肌が傷ついていることも少なくなく、刺激に対して敏感になりやすいので、かゆみを感じてしまいやすいです。
また、肌が傷ついているとその他の症状が生じることもあるので、悩みの要因になってきます。
剃毛によって肌が傷ついた場合には、早い段階で皮膚科に診てもらうなどの対処が必要です。
乾燥している
肌が乾燥していることも、かゆみが出てくる原因になってきます。
剃毛後の肌はダメージを受けており、バリア機能が低下しているので、通常よりも乾燥しやすい状態になっています。
そのままにしておくと乾燥が進行し、かゆみが生じてしまうことも少なくありません。
肌の乾燥を防ぐには保湿するのが基本で、保湿によってかゆみの症状は緩和できます。
しかし、保湿が足りないと乾燥の影響が出てしまい、症状が残ってしまうことも少なくありません。
そのため、保湿する際には十分に保湿しておくことが大切になってきます。
間違った剃り方をしている
間違った剃り方を続けていると、カミソリ負けを起こしやすいです。
通常、カミソリは毛流れに沿ってスライドさせていくのが正しく、この向きに剃っていくと肌への負担が小さく済みやすくなっています。
しかし、毛流れに対して逆方向に剃ったり、そもそも当て方が間違っていたりすると肌への負担が大きくなるので、かゆみが生じることも少なくありません。
特に、毛流れと逆方向に沿っている場合には毛穴が引っ張られる形になるので、思うように剃れないことも多々あります。
このように、間違った剃り方を続けているとかゆみが生じ、効率的な剃毛も難しくなるので、注意が必要です。
カミソリ負けしない剃り方のコツ
清潔なカミソリを使う
カミソリ負けしないためには、清潔なカミソリを使うことが大切です。
先ほど説明した通り、カミソリは使い続けているとどうしても雑菌がたまってしまうので、そのまま使ってしまうと雑菌が付着し、カミソリ負けを起こす原因になってしまいます。
そのため、剃毛する際には古く錆びているカミソリは使わないよう注意することが大切です。ある程度使った場合には定期的に新しいものに変え、清潔なものを使いましょう。
ちなみに、雑菌は湿気のある場所で繁殖しやすくなるので、カミソリを保管する場合には極力乾燥している場所を選ぶことが大切です。
力を入れすぎずに毛流れに沿って剃る
カミソリ負けを防ぐうえでは、力を抜いて毛流れに沿って剃ることも大切です。
カミソリはただでさえ肌に負担を与えやすく、かゆみが生じやすくなっているので、力を入れて剃毛した場合にはさらに負担を与えることになってしまいます。
負担が大きいとその分肌トラブルが生じやすくなるので、かゆみ以外の症状が生じてしまう可能性も否定できません。
また、先ほど説明した通り、毛流れに逆らって剃毛すると肌への負担が大きくなるので、そのような場合にもかゆみが生じやすくなってしまいます。
このように、力を入れて剃ったり、毛流れに逆らって剃ったりするとカミソリ負けを起こしやすいので、剃毛する際には軽い力で毛流れに沿って剃ることが大切です。
滑りの良いシェービング剤を使う
滑りの良いシェービング剤を使うことも、カミソリ負けしないためのコツになってきます。
剃毛する際、シェービング剤を塗らずに剃ると肌との間で擦れが生じやすく、肌への刺激が大きくなってしまいます。
この状態で剃り続けた場合には刺激が繰り返されることになるので、肌トラブルが生じてしまうことも少なくありません。
しかし、シェービング剤を使って剃るようにすると、肌との間に擦れが起こりにくくなるので、最小限の刺激で毛を剃ることができ、肌トラブルの発生を防ぎやすくなります。
シェービング剤には様々なタイプがありますが、基本的には滑りの良いクリームやオイル、石鹸を使うのが良いので、剃毛する際にはこれらのタイプのものをセットで使うと安心しやすいです。
保湿をする
剃毛後は、保湿することが大切です。
先ほど説明した通り、剃毛すると肌はダメージを受け、バリア機能が低下してしまうので、乾燥しやすい状態になってしまいます。そのままの状態にしておくと乾燥が進行し、かゆみなどの症状が生じてしまうことも少なくありません。
そのため、肌の乾燥を防ぐためにも、剃毛後は化粧水などで水分を与え、十分に保湿することが大切になってきます。保湿が足りないとかゆみなどが残ることもあるので、保湿する際には保湿剤をたっぷり使い、可能であればクリームなどの保湿剤も合わせて使うと安心しやすいです。
カミソリ負けが気になる場合は脱毛も検討しよう
カミソリ負けが気になる場合、脱毛を検討してみるのもよいでしょう。
脱毛ではレーザーや光を照射して施術を行っていくので、カミソリ負けを起こす心配がありません。
カミソリ負けしてかゆみが出やすい人には、脱毛はおすすめの方法と言えます。
一方でレーザーを使う医療脱毛の場合、施術時に大きな熱が発生しやすいので、熱による肌トラブルが心配な方もいるかもしれません。
しかし、医療脱毛では肌トラブルが生じた際のケアが充実しているので、その点については安心しやすくなっています。
まとめ
本記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- カミソリの状態が良くなかったり、間違った剃り方をしていたりすると、カミソリ負けを起こすことがある。
- 剃毛によって肌が傷ついたり、乾燥したり、剃り残しがあったりする場合には、かゆみが生じやすい。
- カミソリ負けを防ぐには、清潔なカミソリを使い、軽い力で毛流れに沿って剃っていくことが大切。
- カミソリ負けを防ぐうえでは、滑りの良いシェービング剤を使ったり、たっぷり保湿したりすることも効果的。
- カミソリ負けが気になる場合、脱毛するのもおすすめ。
剃毛している方の中には、カミソリ負けによるかゆみに悩みを抱えている方もいるかと思われます。
カミソリ負けしないためにはいくつかコツがあるので、本記事の内容を参考にして、コツを掴んだうえで剃毛するとよいでしょう。