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髭脱毛は白髪でもできる?白髪の原因や始めるタイミングを解説

脱毛

2023.6.2

白髪で髭脱毛ができるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

 

結論を言うと、脱毛方法によっては白髪でも髭脱毛は可能です。

ただ、白髪になる前の方が白髪を気にせずに済むので、できれば白髪になる前に髭脱毛するのがおすすめです。

 

本記事では、髭が白髪になる原因や時期、白髪になった場合の脱毛方法、髭脱毛を始めるおすすめのタイミングについて解説していきます

 

白髪で髭脱毛する方法を知りたい方は必見です。

 

髭が白髪になる原因

 

遺伝

 

髭が白髪になる原因の1つは遺伝です。

 

髭は本来黒色をしていますが、これは色素細胞「メラノサイト」で合成されるメラニン色素が元となっています。

 

このメラニン色素が合成される過程ではいくつかの酵素が絡んでおり、これらの酵素の量や活性によって合成されるメラニン量も変わってきます。

そして、この酵素の量や活性は個人によって異なり、遺伝的な影響を受けるケースも珍しくないのです。

 

加齢

 

髭が白髪になる原因には、加齢もあげられます。

 

若い頃はメラノサイトでのメラニン合成が活発に行われているので、髭ははっきりとした黒色をしていることがほとんどです。

 

しかし、歳を重ねるとメラノサイトでのメラニン合成能が衰えてくるので、加齢とともに白髪が増えてくる傾向にあります。

髭の場合は元の色が他の部位の毛よりも濃いので、白髪になった場合には黒い毛との違いが顕著に出やすく、目立ってしまうことも少なくありません。

 

睡眠不足

 

髭が白髪になる原因としては、睡眠不足もあげられます。

 

睡眠不足は成長ホルモンの分泌を減少させる原因の1つで、メラノサイトの働きを低下させることが分かっています。

そのため、睡眠不足が続いてしまうとメラノサイトのメラニン合成量が下がりやすく、髭が白髪になってしまう可能性も否定できません。

 

また、睡眠不足が続くとホルモンバランスが乱れやすくなるので、それによって白髪が生えやすくなることもあります。

 

ストレス

 

ストレスも髭が白髪になる原因の1つです。

 

強いストレスを感じると体内で活性酸素と呼ばれる物質が増えることが知られています。

この活性酸素はメラノサイトの働きを阻害するため、ストレスを感じるとメラニン合成量が下がりやすく、髭が白髪になりやすくなってしまうのです。

 

また、ストレスを感じると交感神経が優位になり、血管が収縮して血行が悪くなるため、それによって栄養分がメラノサイトまで届きにくくなり、結果として白髪になりやすくなることもあります。

 

栄養不足

 

栄養不足も髭が白髪になる原因の1つです。

 

栄養不足になるとメラノサイトに必要な栄養素を供給できなくなるので、メラノサイトの働きが低下しやすくなります。

その結果、メラニン合成量が低下しやすくなるので、髭が白髪になってしまうケースも珍しくありません。

 

栄養不足は食が偏っていたり、先ほど説明したようなストレスを強く感じていたりすると陥りやすくなるため、注意が必要です。

 

髭が白髪になり始める時期

 

髭が白髪になり始める時期は、一般的に40代頃と言われています

 

40代くらいの年齢になるとメラノサイトの機能が低下してくるため、大半の人は髭に白髪が混ざり始めることが多いです。

 

ただ、白髪になり始める時期には個人差があり、人によっては30代前半頃から白髪が混ざり始めるケースも見受けられます

遺伝の影響を受けていたり、生活リズムや栄養バランスが乱れていたりすると、このような年齢から生えてくるケースも珍しくありません。

 

髭に混ざっている白髪は意外と目立ちやすく、鏡などで確認すると見つけられる場合もあるので、30代前半あたりから定期的に確認しておくと良いかもしれません。

 

白髪になった髭は脱毛できない?

 

白髪になった髭は必ずしも脱毛できないわけではないですが、一般的には脱毛できないケースが多いのが現状です。

 

髭脱毛ではレーザー脱毛や光脱毛が行われることが多く、メラニン色素に反応するレーザーや光を照射して施術することが一般的となっています。

そのため、メラニン色素を多く含む黒い髭に対しては反応性が高く、大きな脱毛効果が期待可能です。

 

しかし、白髪になった髭にはメラニン色素がほとんど含まれていないので、レーザーや光が反応しづらくなってきます。

レーザーや光が反応しづらいと毛根にダメージを与えにくいので、脱毛効果が得られない場合も少なくありません。

 

ただ、白髪になった髭でも脱毛できる方法はいくつかあるので、以下ではそのような脱毛方法について解説していきます。

 

白髪になった髭の脱毛方法

 

ニードル脱毛

 

ニードル脱毛であれば、白髪になった髭でも効果が期待できます。

 

ニードル脱毛は毛穴に細い針を刺し、微弱な電流を流すことで脱毛していく脱毛方法です。

毛穴に電流を流すと熱が発生するため、その熱によって毛根にダメージを与えることで脱毛効果が発揮されるようになっています。

 

ニードル脱毛の場合にはメラニン色素の有無にかかわらず毛根にダメージを与えられるので、白髪のようなメラニン色素をほとんど含まない毛に対しても脱毛効果を期待できます

 

ただし、ニードル脱毛は大きな熱が発生しやすく、施術時に痛みを伴いやすくなっているので、痛みに敏感な場合には注意が必要です。

 

蓄熱式レーザー脱毛

 

蓄熱式レーザー脱毛でも、白髪になった髭に対して効果が期待できます。

 

蓄熱式レーザー脱毛は通常のレーザー脱毛とは異なり、肌に熱を蓄積させて脱毛していく脱毛方法です。

大きな熱が発生しにくく、施術時にほとんど痛みを伴わないのが特徴となっています。

 

蓄熱式レーザー脱毛は毛包のバルジ領域と呼ばれる部位を標的としており、毛根を標的とはしていません。

そのため、照射するレーザーも毛のメラニン色素に対して反応しないようになっており、メラニン色素の含有量に関係なく脱毛できるようになっています

 

ただ、蓄熱式レーザー脱毛はこれから生えてくる毛に対して効果が期待できる脱毛方法で、今生えている毛に対してはあまり効果は期待できないので、その点については注意が必要です。

 

白髪になった髭の自己処理方法

 

カミソリ

 

白髪になった髭はカミソリで自己処理できます。

 

カミソリは毛を剃って処理できるのが特徴で、メラニン色素の含有量に関係なく毛を処理できるようになっています

そのため、白髪であっても問題なく自己処理が可能です。

 

サイズがコンパクトであり、使い方も簡単なことから、場所を問わず使える点も魅力となっています。

 

ただ、カミソリは刃が剥き出しになっており、剃毛する際に肌に刺激を与えやすく、場合によっては肌を傷つけてしまう可能性もあるので、その点については注意が必要です。

 

電動シェーバー

 

白髪になった髭は電動シェーバーを使っても自己処理できます。

 

電動シェーバーもカミソリと同様、毛を剃って処理できるので、白髪であっても問題なく処理できるようになっています

 

カミソリと異なる点としては、刃が隠れた構造をしており、肌への刺激を最小限に抑えて毛を処理できるところです。

このような特徴があるため、電動シェーバーの場合はより安心して毛を処理しやすくなっています。

 

ただ、電動シェーバーは様々な側面で性能が優れており、値段がやや高い傾向にあるので、購入する際には注意が必要です。

 

髭脱毛を始めるのにおすすめのタイミング

 

髭脱毛を始める場合には、可能であれば20代のうちに始めるのがおすすめです。

 

20代であれば髭に白髪が混ざっていることがあまりないので、髭脱毛する際に白髪を気にせずに済みやすく、脱毛の選択肢がより広くなってきます。

 

また、白髪がほとんど混ざっていないと脱毛効果が大きくなるので、20代のうちであればより少ない施術回数で、なおかつ短い期間で脱毛を終えやすくなってきます。

施術回数が少なかったり、脱毛期間が短かったりすると値段も安くなるので、お得に脱毛することが可能です。

 

このように、髭脱毛は20代のうちに始めると様々なメリットがあるため、髭脱毛する場合には可能であれば20代のタイミングで始めると良いでしょう。

 

まとめ

 

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

 

  • 髭が白髪になる原因としては、遺伝や加齢、睡眠不足やストレスなどがあげられる。
  • 髭が白髪になり始める時期は一般的には40代頃と言われているが、人によっては30代前半頃から混ざってくることもある。
  • 白髪になった髭は一般的には脱毛できないが、ニードル脱毛や蓄熱式レーザー脱毛であれば脱毛できる。
  • 白髪になった髭はカミソリや電動シェーバーで自己処理できる。
  • 髭脱毛を始める場合には、可能であれば20代のうちに始めるのがおすすめ。

 

髭脱毛を検討している方の中には、白髪になった髭の脱毛を考えている方もいるかもしれません。

白髪になった髭には適切な脱毛方法があるので、脱毛を考えている場合には本記事の内容を参考にして、白髪になった髭の脱毛方法を知っておくと安心です。