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columnコラム

顔脱毛でシミが濃くなる?消える?関連性について解説

脱毛

2023.1.16

顔脱毛するとシミが濃くなるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

確かに、噂では顔脱毛でシミが濃くなると言われることもありますが、基本的には顔脱毛でシミが濃くなったり、増えたりすることはありません。

むしろ、顔脱毛するとシミが消えると言われることもあります。

ただ、肝斑などの症状がある場合には、顔脱毛はおすすめできません。

本記事では、顔脱毛するとシミが濃くなる噂の真実や、肝斑がある場合に顔脱毛を控えておくべき理由などについて解説していきます

顔脱毛では基本的にシミが濃くなったり増えることはない

顔脱毛するとシミが濃くなる噂の真相についてですが、先に結論を言うと、基本的に顔脱毛でシミが濃くなったり、増えたりすることはありません

顔のシミは「紫外線」によって肌内部のメラノサイトが刺激され、メラニンが過剰合成されることで生じることが一般的です。

しかし、顔脱毛で使われる光は「可視光線」や「赤外線」であり、「紫外線」ではありません

そのため、顔脱毛ではメラノサイトが刺激されることはほとんどなく、メラニンの過剰合成も起こらないので、顔脱毛でシミが濃くなったり、増えたりすることは基本的にないのです。

顔脱毛でシミが濃くなると言われている理由

シミを気にする女性

先ほど説明した通り、基本的に顔脱毛でシミが濃くなったり、増えたりすることはないのですが、一方で顔脱毛でシミが濃くなるという噂があるのも事実です。

以下では、顔脱毛でシミが濃くなると言われている理由について解説していきます。

脱毛後のケア不足

脱毛では熱の発生を伴い、肌に負担を与えやすくなっているので、脱毛後には肌が日焼けや炎症を起こした状態になることもあります。

そのため、脱毛後には保湿ケアをしておかないと色素沈着が生じることもあり、場合によってはシミとして残る可能性も否定できないのです

顔脱毛でシミが濃くなると言われていることについては、これが理由の1つとなっています。

しかし、脱毛後のケア不足によってできる色素沈着は、適切に保湿ケアを行えば防ぐことができます。

脱毛後に色素沈着を残したくない場合には、しっかりと保湿ケアをしておくことが大切です。

※ 保湿ケアの際には肌へ刺激を与えないように、刺激性の低い保湿剤を使用するのがおすすめです。

ターンオーバーの活性化

脱毛すると肌が温まるので、肌のターンオーバーが活性化します。

その結果、肌深部のメラニンが表層まで出てくるので、始めのうちはシミが濃くなったと感じることもあるかもしれません

顔脱毛でシミが濃くなると言われていることについては、これが2つ目の理由です。

しかし、実際にはこれは一時的なものであり、表層に出てきたメラニンはさらにターンオーバーが進むと垢として排出されるので、最終的にはシミが薄くなる傾向があります。

始めはシミが濃くなったと感じることもあるかもしれませんが、繰り返していくうちに薄くなることもあるので、様子を見てみるとよいでしょう。

紫外線対策の不足

脱毛後の肌はバリア機能が低下しているので、紫外線によるダメージを受けやすくなっています。

そのため、脱毛後は肌が日焼けをしやすい状態になっており、紫外線対策を怠っていると色素沈着が生じる可能性も出てきます

顔脱毛でシミが濃くなると言われていることについては、これが3つ目の理由です。

しかし、これについても紫外線対策をしておけば防ぐことができるので、色素沈着を残したくない場合には、脱毛後の外出時にしっかりと紫外線対策をしておくようにしましょう。

顔脱毛でシミが消えると言われている理由

肌を気にする女性

顔脱毛でシミが濃くなると言われている一方、顔脱毛でシミが消えると言われているのもまた事実です。

顔脱毛でシミが消えると言われている理由については、以下の通りとなっています。

ターンオーバーの活性化

先ほど説明した通り、顔脱毛によって肌のターンオーバーが活性化すると、肌深部のメラニンが表層に出てくるので、一時的にはシミが濃く見えてしまうこともあるでしょう。

しかし、これも先ほど説明した通り、実際には肌の表層に出てきたメラニンはさらにターンオーバーが進むと垢として排出されていくので、結果的にはシミが薄くなることがあります

顔脱毛でシミが消えると言われていることについては、これが理由の1つです。

光自身の美白作用

顔脱毛で使われる光の中でも、IPL方式の光はフォトフェイシャルで使われる光と似ています。

そのため、IPL方式の光脱毛についてはフォトフェイシャルと同様、肌のシミやそばかすなどに反応することがあり、美白効果が期待できると言われています

顔脱毛でシミが消えると言われていることについては、これが2つ目の理由です。

ただ、顔脱毛の光とフォトフェイシャルで使われる光では出力が異なるので、フォトフェイシャルほどの美白効果を顔脱毛に期待することは難しいと言えます。

また、効果には個人差があり、人によっては美白効果を得られないこともあるので、その点についても注意が必要です。

肝斑の場合は脱毛してはいけない

シミやそばかすがある場合には、顔脱毛することに問題はありません。

しかし、肝斑がある場合には、顔脱毛は控えておくことが大切です。

肝斑はホルモンバランスの乱れやメラニンの炎症などが原因で生じるものであり、通常のシミやそばかすとは異なる症状です。

脱毛などで強い刺激を与えてしまうと、症状が悪化する恐れがあり、場合によっては新たな肝斑を生み出してしまう可能性も否定できません

そのため、肌に肝斑がある場合には、その周辺部位も含めて脱毛は控えておくことが大切です。

肝斑は通常のシミやそばかすとの区別が難しいため、脱毛する前には専門知識を持ったサロンのスタッフや医師に相談しておくと安心です。

まとめ

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

  • 顔脱毛ではシミが濃くなったり、増えたりすることは基本的に起こらない。
  • 脱毛後の保湿ケアや紫外線対策を怠った場合には、シミが濃くなることもある。
  • 顔脱毛すると肌のターンオーバーが活性化するので、一時的にシミが濃くなったように見えることもあるが、最終的にはシミが薄くなる可能性もある。
  • IPL方式の光脱毛で施術した場合には、美白効果が得られることもある。
  • 肝斑がある場合には症状が悪化する恐れがあるため、顔脱毛は控えておくことが大切。

顔脱毛を検討している方の中には、脱毛後にシミが濃くならないか心配な方もいるかもしれません。

しかし、脱毛後にしっかりと保湿ケアや紫外線対策をしておけば、基本的にシミが濃くなることはありません

本記事の内容が、顔脱毛とシミの関係について理解を深める役に立てれば幸いです。

顔脱毛のシミについてよくある質問

脱毛後の色素沈着はどれくらいで消える?

おおよそ1か月程度で消えることが多いです。
ターンオーバーの周期は約28日と言われているので、脱毛後に色素沈着ができた場合には、おおよそ1か月程度で消えることが一般的となっています。ただ、年齢やストレス、生活習慣の乱れなどが原因でターンオーバーが乱れている場合には、もう少し期間を要することもあります。

脱毛とシミとりどっちが先?

脱毛を優先させるのがおすすめです。
シミとりを先に行うと、毛が多い部位を避けて光を照射する必要があるので、部分的にシミとりができないこともあります。しかし、先に脱毛をしておくと全体的に毛が薄くなり、広範囲に光を照射できるので、肌がより綺麗になりやすいです。脱毛後にシミとりをする場合には、安全面を考えて1か月程度間を空けておくと安心です。

脱毛後に色素沈着しやすい部位は?

頬や目元は色素沈着しやすい傾向があります。
頬や目元は他の部位に比べて皮膚が薄く、刺激に対して敏感になっていることが多いです。そのため、脱毛時にダメージを受けやすく、色素沈着しやすい傾向があります。