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columnコラム

シュガーリング脱毛とは?セルフでできる?メリット・デメリットとやり方を解説

セルフ脱毛

2023.4.19

シュガーリング脱毛は自然素材を使った脱毛で、最近人気を集めている脱毛方法の1つです。

 

あまり知られていない脱毛方法であることから、そのメリットやデメリット、やり方については知られていないことも多いのが現状です。

 

そこで本記事では、シュガーリング脱毛のメリットやデメリット、やり方について解説していきます

 

シュガーリング脱毛について知りたい方は必見です。

 

シュガーリング脱毛とは?

女性

シュガーリング脱毛とは、シュガーで作ったペーストを用いた脱毛です。

 

ペーストは砂糖と水、レモンといった自然素材のもののみで作られているので、肌に優しい脱毛方法となっています。

 

シュガーリング脱毛ではシュガーペーストを肌に塗布した後、毛に絡ませてから引き抜いて脱毛していくことが多く、毛を引き抜く際には角栓も同時に除去できるのが特徴です。

そのため、仕上がりにツルツル感が出やすくなっています。

 

シュガーリング脱毛はあまり知られていない脱毛方法ですが、その歴史は古く、紀元前1900年頃から行われている脱毛とも言われています。

最近はナチュラル志向が高まっており、このような自然素材を使った脱毛需要が高まりつつあるのが現状です。

 

シュガーリングとブラジリアンワックスの違い

ブラジリアンワックス

シュガーリングとブラジリアンワックスは一見似ていますが、大きな違いがあります。

シュガーリング ブラジリアンワックス
材料 食べられる自然素材のみ ワックスの成分が含まれる
溶けやすさ 比較的低温で溶けやすい 肌温で溶けにくく、ある程度温める必要がある
肌の赤み 抑えやすい 伴いやすい

 

まず、シュガーリングは食べられる自然素材のみでできており、ワックスなどの化学成分は含まれていません

比較的低温で溶けやすく、肌温でも十分溶けるので、塗布する際に肌の赤みも抑えやすくなっています。

 

一方、ブラジリアンワックスはワックスの成分が含まれており、自然素材でできているわけではありません

肌温で溶けにくく、塗布できる状態に溶かすまでにある程度温める必要があるので、塗布した際にはその熱によって赤みを伴いやすくなっています。

 

このように、シュガーリングとブラジリアンワックスでは含まれる成分、及び溶ける温度などが異なるので、脱毛する際の刺激の強さも大きく異なってきます。

 

シュガーリング脱毛のメリット【セルフも可能】

肌へのダメージが少ない

 

シュガーリング脱毛のメリットの1つは、肌へのダメージが少ないことです。

 

ワックス脱毛やその他の一般的な脱毛では、肌に大きな負担を与えてしまうので、脱毛後には炎症が生じてしまうことも少なくありません。

部位や肌質によってはさらに肌トラブルが生じてしまうことも起こり得ます。

 

しかし、シュガーリング脱毛は自然素材を使った脱毛であり、毛を引き抜く際にもワックスなどと違って肌に負担がかかりにくいので、脱毛後に肌の炎症が起こりにくくなっています。

そのため、肌が弱い人でも安心して脱毛しやすいです。

 

シュガーリングはニキビができやすい箇所などにも使えるので、どのような部位にも万能となっています。

 

価格が抑えられる

 

シュガーリング脱毛の2つ目のメリットは、価格が抑えられることです。

 

通常の脱毛の場合には、専用の脱毛器や設備などが必要になってくるので、どうしても値段が高くなってしまいがちです。

そのため、金銭的に余裕がない場合には、なかなか脱毛できないケースも少なくありません。

 

しかし、シュガーリング脱毛の場合には身近な素材でできたペーストを使うだけなので、他の脱毛に比べて値段が安く済みやすくなっています。そのため、金銭的にそこまで余裕があるわけではなくても、気軽に脱毛しやすいです。

 

シュガーペーストは砂糖や水、レモンなどがあれば自宅でも作れるので、学生などでも気軽に試しやすくなっています。

 

ツルツルの肌がキープできる

 

シュガーリング脱毛の3つ目のメリットは、ツルツルの肌をキープしやすいことです。

 

カミソリやシェーバーなどで剃毛する場合には、毛の中でも皮膚表面に出ている部分しか処理できないので、処理後すぐに生えてきてしまうケースが多々あります。

 

しかし、シュガーリング脱毛の場合にはシュガーリングが毛の根元まで行き渡り、毛を根元から引き抜くため、脱毛後は一定期間毛が生えてくることがありません。

毛が生えてこない期間には個人差がありますが、一般的にはツルツルの状態が2〜3週間程度続くことが多いので、その間に自己処理などをする必要もなくなります。

 

シュガーリング脱毛のデメリット

一定期間したら毛が生えてくる

 

シュガーリング脱毛には多くのメリットがある一方、一定期間経つと毛が生えてくるというデメリットもあります

 

レーザー脱毛などの場合には毛根を破壊できるので、脱毛後は半永久的に毛が生えてくることはありません。

光脱毛などの場合でも、施術によって毛根に大きなダメージを与えられるので、脱毛後は長期間毛が生えにくくなります。

 

しかし、シュガーリング脱毛の場合には根元から毛を引き抜けますが、永久脱毛ではないので、毛根にはダメージを与えられず、半永久的に毛が生えてこなくなることはありません。

一定期間が経過すると毛周期に従って次の毛が生えてくるので、その点については注意が必要です。

 

脱毛時に痛みがある

 

シュガーリング脱毛であっても、脱毛時には痛みを伴います

 

先ほど説明した通り、シュガーリング脱毛では毛を根元から引き抜くので、どうしても痛みを伴うことは避けられないのです。

 

ただし、シュガーリング脱毛の痛みは、医療脱毛やサロン脱毛とは異なっています。

 

医療脱毛やサロン脱毛では肌に光を照射し、毛と反応した際の熱によって痛みを伴いますが、シュガーリング脱毛では熱を伴わない痛みなので、痛みの感じ方が異なるのです。

 

痛みの程度については、シュガーリング脱毛の方が小さいことが多いので、その点については安心して脱毛しやすくなっています。

 

ちなみに、シュガーリング脱毛は通常のワックス脱毛よりも痛みが小さい傾向にあるので、ワックス脱毛よりも安心して脱毛しやすいです。

 

シュガーリング脱毛のやり方

 

脱毛箇所の汚れを落とす

 

シュガーリング脱毛を行う際には、まずは脱毛箇所の汚れを落としておくようにしましょう。

 

脱毛箇所に美容液やクリームなどがついていると、脱毛時にシュガーペーストが落ちてしまうので、毛を抜きにくくなったり、引き抜く毛の数が少なくなったりする可能性が出てきてしまいます。

 

そのため、シュガーペーストが落ちてしまうことのないように、脱毛箇所の汚れについては脱毛前にしっかりと落としておくことが大切です。

 

ベビーパウダーをはたく

ベビーパウダー

脱毛箇所の汚れを落とした後は、脱毛箇所にベビーパウダーをはたいておくと良いです。

 

ベビーパウダーをはたいておくと、脱毛箇所の余計な水分が取れ、シュガーペーストが毛に絡まりやすくなります。

シュガーペーストが毛に絡まりやすくなると、しっかりと毛を引き抜きやすくなるため、脱毛効果が高くなりやすいです。

 

ただし、脱毛前にあまりベビーパウダーをつけすぎても良くないので、つけすぎには注意するようにしましょう。

 

シュガーペーストを馴染ませる

シュガーペーストを馴染ませている

ベビーパウダーをはたいた後は、シュガーペーストを馴染ませていきましょう。

 

シュガーペーストは塗布後に毛流れに剃って剥がしていくので、塗布する際には毛流れとは逆方向に塗っていくことがポイントです。

 

また、シュガーペーストはそのままの状態では脱毛箇所に塗り広げにくいので、塗布する際にはある程度手で温めておくと塗り広げやすくなってきます。

 

毛流れにそって剥がしていく

シュガーペーストを剥がす

シュガーペーストを馴染ませた後は、毛流れに沿って剥がしていきましょう

 

毛流れに沿って剥がしていくと、毛が途中で切れにくくなるので、埋没毛などが生じる可能性を下げられます。

 

なお、シュガーペーストを剥がすときは、塗るとき(毛流れに対して逆方向)とは向きが逆なので、間違えないよう注意して剥がすようにしましょう。

 

まとめ

 

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

 

  • シュガーリング脱毛は、シュガーペーストを使って毛を引き抜いていく脱毛方法。
  • シュガーリング脱毛には、肌へのダメージが少なく、価格が抑えられ、ツルツルの肌をキープできるなどのメリットがある。
  • シュガーリング脱毛には、一定期間が経つと毛が生えてきたり、脱毛時に痛みを伴ったりするなどのデメリットもある。
  • シュガーリング脱毛をする際には、事前に脱毛箇所の汚れを落とし、脱毛箇所にベビーパウダーをはたいておくと良い。
  • シュガーリング脱毛をする際には、シュガーペーストは毛流れとは逆向きに塗布し、剥がす際には毛流れに沿って剥がしていく。

 

脱毛を検討している方の中には、シュガーリング脱毛での脱毛を考えている方もいるかと思われます。

 

シュガーリング脱毛にはメリット・デメリットがそれぞれあり、具体的なやり方などもあるので、脱毛する場合には本記事の内容を参考にして、知識を蓄えたうえで脱毛すると安心しやすいです。