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VIOの毛はなぜ濃いのか?適切な処理方法と注意点を紹介

脱毛

2023.7.5

VIOのムダ毛処理を検討している方はいないでしょうか。

 

VIOは毛が濃く、デリケートな部位なので、ムダ毛処理をする際には適切な処理方法や注意点を知っておくことが大切です。

 

本記事では、VIOの毛が濃い理由やVIOの適切なムダ毛処理方法、VIOのムダ毛を処理する際の注意点について解説していきます

 

VIOのムダ毛処理を考えている方は必見です。

 

VIOの毛はなぜ濃いのか

 

VIOの毛の性質

 

VIOの毛が濃い1つ目の理由は、VIOの毛の性質です。

 

VIOやわきに生えている毛は性毛と呼ばれており、男性ホルモンと女性ホルモンの影響を大きく受けやすい毛となっています。

これらのホルモンは思春期以降に活発に分泌されるようになるため、思春期以降になると性毛は発達して濃くなりやすく、その影響が続くため、VIOやわきの毛は他の部位の毛と比べて濃いことが多いのです。

 

一方、VIOやわき以外の毛は無性毛と呼ばれており、ホルモンの影響をほとんど受けないので、個人差はあるものの、薄いことが多くなっています。

 

VIOやわきの毛と、その他の部位の産毛を見比べると分かりますが、性毛と無性毛では濃さが大きく異なるのが特徴です。

 

アポクリン汗腺の影響

 

VIOの毛が濃い2つ目の理由は、アポクリン汗腺の影響です。

 

皮膚にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類の汗腺が存在しており、このうちアポクリン汗腺はVIOやわきに多く存在しているのが特徴となっています。

このアポクリン汗腺のある部位は汗や臭いが出やすくなるため、皮膚呼吸が活発になっていることが多く、他の部位に比べて血流が盛んになっていることが少なくありません。

そのため、これらの部位では毛に栄養が届きやすく、濃く太い毛が生えてくるケースが多くなっています。

 

ちなみに、エクリン汗腺は全身の皮膚に存在しており、分泌される汗は臭いを発しないので、皮膚呼吸にはほとんど影響を及ぼさないと考えられています。

 

薄い皮膚を守る働き

 

VIOの毛が濃い3つ目の理由は、薄い皮膚を守るためです。

 

VIOやわきは他の部位に比べて皮膚が薄くなっており、外部からの刺激に対して敏感になりやすくなっています。

刺激に敏感だと負担が大きくなりやすいので、そのままの状態ではダメージを受けやすく、肌トラブルが生じてしまう可能性も否定できません。

 

そこで、VIOやわきは外部からの刺激から皮膚を守るために、濃い毛を生やして防御機能を高めていると考えられています。

実際、これらの部位の毛は他の部位の毛に比べて弾力などもあり、外部からの刺激に対してしっかりと防御機能を果たしていると言えるでしょう。

 

大切な機能を持つ場所を守る働き

 

VIOの毛が濃い4つ目の理由は、VIOが大切な機能を持つためです。

 

VIOは血管やリンパ管が集中しており、体の機能として大切な場所となっています。

このような大切な場所に防御機能がないと危険を伴うこともあるため、何かしらの防御機能を備えておく必要があると言えます。

 

そこで、外部からの刺激のみならず、体の機能として大切な場所を守る意味でも、VIOは濃い毛を生やすことで防御機能を高めていると考えられているのです。

VIOの毛は他の部位の毛に比べて丈夫になっているので、大切な場所を守る意味でもしっかりと防御機能としての役割を果たしていると言えます。

 

VIOの適切なムダ毛処理方法

 

カミソリ

 

VIOの毛が気になる場合には、カミソリで処理することが可能です。

 

カミソリはサイズがコンパクトであり、細かい部位でも扱いやすくなっているので、VIOでも問題なく使いやすくなっています。

 

また、カミソリは毛を剃って処理することができ、その場ですぐに効果を実感できるので、早急にムダ毛処理をしたい人にはおすすめの方法です。

 

ただし、カミソリは刃が剥き出しになっており、自己処理する際には肌に刺激を与えやすく、ダメージが大きくなりやすいので、VIOに使用する場合には頻度を減らして使うようにしましょう。

 

毛を剃って処理できるアイテムには電気シェーバーもあり、電気シェーバーの場合には肌への刺激を最小限に抑えて剃毛できるので、剃毛する場合にはこちらもおすすめです。

 

ワックス

 

VIOの毛が気になる場合には、ワックスを使ったムダ毛処理もできます

 

ワックスは一定範囲の毛を引き抜いて処理できるアイテムで、一度に多くの毛を処理することが可能です。

また、根元から引き抜く形で毛を処理できるので、処理後の一定期間は毛を生えにくい状態にすることができます。

 

使い方としては塗布して固まるまで待ち、専用シートを貼って引き剥がすだけなので、VIOでも問題なく使用することが可能です。

 

ただし、ワックスを使って毛を引き抜くと肌や毛穴にダメージを与えやすく、場合によっては炎症などの肌トラブルが生じることもあるので、VIOに使用する際にはやや注意が必要です。

 

医療脱毛・サロン脱毛

 

VIOの毛が気になる場合には、医療脱毛やサロン脱毛で脱毛するのも良いでしょう

 

医療脱毛やサロン脱毛では脱毛ができるので、繰り返し施術を受けることで毛を生えにくい状態にすることができます。

医療脱毛の場合には永久脱毛ができるので、半永久的に毛を生えてこなくすることも可能です。

VIOの毛を生えにくくしたり、定期的にムダ毛処理をする手間をなくしたい場合には、脱毛するのがおすすめとなっています。

 

また、医療脱毛やサロン脱毛ではプロに施術を任せられるので、デリケートゾーンの場合にはそのようなプロに任せることで安心してムダ毛を処理しやすいです。

 

ただし、医療脱毛やサロン脱毛では値段が高いことも珍しくないので、その点については注意が必要です。

 

VIOのムダ毛を処理する際の注意点

 

処理した後は保湿をする

 

VIOのムダ毛を処理した後は、しっかりと保湿をするようにしましょう

 

VIO周りは皮膚が弱く、ムダ毛処理をするとダメージを受けやすいので、ムダ毛処理後は肌が乾燥しやすい状態になっていることが多くなっています。

乾燥しやすい状態をそのままにしておくと乾燥が酷くなることもあり、赤みや痒みのほか、場合によっては炎症などの症状が生じてしまう可能性も否定できません。

 

そのため、VIOのムダ毛を処理した後は十分に保湿をするようにして、乾燥を防ぐようにしましょう。

 

なお、保湿の際には肌に極力刺激を与えない方がよいので、刺激性の低い保湿剤を使用すると安心です。

 

無理に自己処理をしない

 

VIOのムダ毛を処理する際には、無理に自己処理をしないことも大切です。

 

VIOはデリケートな部位なので、無理に自己処理をしてしまうと肌にダメージを与えやすく、肌トラブルが生じる可能性も出てきます。

また、VIOは自分から見えにくい部位なので、無理に自己処理をしてしまうと肌を傷つけてしまうリスクもあるなど、危険を伴ってしまう可能性も否定できません。

 

そのため、VIOの毛を処理する際には無理に自己処理はせず、自己処理が難しい場合には脱毛などで処理するのがおすすめです。

 

先ほど説明した通り、脱毛であればプロに施術を任せられるので、デリケートなVIOでも安心してムダ毛を処理できます。

 

まとめ

 

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

 

  • VIOは毛の性質やアポクリン汗腺の影響、薄い皮膚や大切な機能を守るために濃い毛が生えやすい。
  • VIOのムダ毛はカミソリやワックス、医療脱毛やサロン脱毛などで処理できる。
  • VIOのムダ毛を処理した後は肌が乾燥しないようにしっかりと保湿をする
  • VIOのムダ毛を処理する際には無理に自己処理はせず、自己処理が難しい場合には脱毛するのがおすすめ。

 

VIOのムダ毛処理を考えている方の中には、どのように処理をしようか悩んでいる方もいるかもしれません。

 

VIOは毛が濃く、デリケートな部位でもあるため、処理するには少々苦労することもあるかもしれませんが、本記事の内容を参考にして、適切な処理方法や注意点などを知っておくと安心して処理しやすくなるでしょう。