アンダーヘアのお手入れ事情|処理するメリットや注意点を解説
脱毛
2022.12.21
アンダーヘアはカミソリやシェーバー、ヒートカッター、脱毛などでお手入れできます。
ただし、アンダーヘアを処理する際には、清潔な状態で行う、毛を柔らかくしてから行うなどの注意が必要です。
本記事では、アンダーヘアをお手入れするメリット、方法、注意点などについて解説していきます。
アンダーヘアのお手入れ事情
アンダーヘアに関して、どれくらいの割合の女性がお手入れをしているのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
これについては、日本では約4〜5割程度の女性がアンダーヘアをお手入れしていると言われています。
アンダーヘアを気にする女性は多い傾向にありますが、実際に処理しているのは約半数というのが実態のようです。
一方、海外については女性の約8割以上がアンダーヘアをお手入れしていると言われており、海外ではアンダーヘアはお手入れするのが一般的となっています。
ちなみに、アンダーヘアの人気の形としては逆三角形型があげられ、他にもIラインや全ての毛を処理するハイジニーナなど、様々な形があります。
アンダーヘアは形によって与える印象が異なり、例えば逆三角形であれば整えられている印象を、ハイジニーナであればすっきりした印象を与えやすいので、好みに合わせて形を選んでいる人が多いです。
関連記事
アンダーヘアをお手入れするメリット
アンダーヘアをお手入れすると、恥ずかしさを感じやすい、形を失敗するかもしれないなどのリスクもありますが、一方で多くのメリットもあります。
アンダーヘアをお手入れする具体的なメリットとしては、以下の通りです。
- 蒸れなくなる
- 生理時の不快感が減る
- 水着や下着が気にならない
ムレなくなるので痒みや臭いが防げる
アンダーヘアが多いデリケートゾーンは、密集した毛に対して常に布が当てられている状態になっています。
そのため、アンダーヘアが多いとデリケートゾーンはムレやすくなり、このムレが痒みや臭いの原因になることも少なくありません。
一方、アンダーヘアをお手入れしておくと湿気が逃げやすくなるので、デリケートゾーンのムレを抑えられます。
ムレがなくなると痒みや臭いも防げるので、結果としてデリケートゾーンを清潔に保ちやすいです。
生理の時の不快感が減る
先ほどデリケートゾーンはムレやすいことを説明しましたが、生理中に関しては経血などで特にムレやすくなっています。
それ以外にも生理中ではアンダーヘアに血液がつくこともあるので、それによって不快感を感じやすいです。
しかし、アンダーヘアをお手入れしておくと生理中の湿気も逃げやすくなるので、湿気によるムレを抑えられます。
それに加えて血液がアンダーヘアにつくこともなくなるので、不快感も減りやすいです。
水着や下着など自信を持って着られる
アンダーヘアが生えていると、水着や下着から毛がはみ出ることも起こり得ます。
この傾向はサイズが小さいものほど顕著なので、アンダーヘアが生えていると水着や下着の着られる幅が小さくなりがちです。
しかし、アンダーヘアをお手入れしておくと水着や下着から毛がはみ出る心配がないので、自信を持って水着や下着を着られます。
サイズが小さいものについてもはみ出る心配がなくなるので、服装選びの幅が広がりやすいです。
アンダーヘアお手入れ方法
カミソリ
まず、カミソリを使った方法があげられます。
カミソリは値段が安く、ドラッグストアなどで広く販売されているので、手軽に手に入れやすいです。
サイズもコンパクトなものが多いので、女性でも扱いやすくなっています。
操作としても毛を剃っていくだけであり、効果に即効性があるので、すぐに効果を実感したい場合にはおすすめです。
ただ、カミソリは刃が剥き出しになっており、肌へ刺激を与えやすいという懸念があるので、使用する際には少し注意が必要です。
関連記事
アンダーヘアがチクチクしない3つの方法!長さって何センチ?自己処理する際のポイント
シェーバー
シェーバーでお手入れする方法もあります。
シェーバーはカミソリとは異なり、刃が隠れた構造になっているので、肌への刺激を抑えながらの剃毛が可能です。
最近ではアンダーヘア専用のものも販売されているので、アンダーヘアをお手入れする際にも使いやすくなっています。
ただ、シェーバーは性能が優れている分値段が若干高い傾向にあるので、購入する際には少し考えて決めた方がよいかもしれません。
ワックス
ワックスを使ったお手入れ方法もあります。
ワックスは毛を絡ませられるアイテムであり、塗布後に専用シートを貼り付け、引き剥がすことで毛の処理が可能です。
ワックスを使った方法では広範囲の毛を根元から引き抜けるので、短期間ではありますが、毛が生えていない状態を維持できます。
ただ、ワックスは引き剥がす際に肌に大きな負担を与えてしまうので、デリケートゾーンのような敏感な部位へ使用する際には注意が必要です。
除毛クリーム
除毛クリームを使ってお手入れすることもできます。
除毛クリームは毛を溶かす成分が含まれたクリームであり、毛を溶かしながら処理できるのが特徴です。
使い方は塗布した後に少し待ち、洗い流すだけとなっているので、ほとんど手間をかけずに毛の処理ができます。
ただ、除毛クリーム中の毛を溶かす成分が肌へ刺激を与えやすくなっているので、デリケートゾーンに使用する場合には、事前にパッチテストをしておくなどの注意が必要です。
ヒートカッター
ヒートカッターを使ったお手入れ方法もあります。
ヒートカッターは毛を焼き切って処理できるので、お手入れ後に毛がチクチクすることがほとんどありません。
そのため、アンダーヘアのような太くて固い毛を処理した場合でも、処理後にチクチク感を感じにくく、処理後も安心して過ごしやすくなっています。
ただ、ヒートカッターは毛を焼き切る際に大きめの熱を発するので、使用する際には注意が必要です。
家庭用脱毛器
アンダーヘアのお手入れには、家庭用脱毛器も使用できます。
家庭用脱毛器は除毛や剃毛ではなく脱毛をしていくので、しばらく使っていくと毛が生えにくくなってきます。
原理としては光脱毛と同じで、光を照射して脱毛していく形になっているので、発生する熱量は小さく、痛みについての心配はほとんどありません。
しかし、家庭用脱毛器は脱毛サロンで使われる脱毛器に比べると性能面で劣っていることが多いので、効果を実感するまでには少し時間がかかりやすくなっています。
脱毛サロン
脱毛サロンに通って処理することも可能です。
脱毛サロンは光脱毛で施術していくことが多いので、施術時の痛みが少なく、刺激に敏感なデリケートゾーンでも安心して脱毛しやすくなっています。
施術1回あたりの値段も比較的安いので、回数が重ねやすい点も魅力です。
ただ、光脱毛は医療脱毛に比べると脱毛効果が小さい傾向にあるので、脱毛を終えるまでに少し期間を要することもあります。
医療脱毛
アンダーヘアをお手入れするには、医療脱毛するのも1つの方法です。
医療脱毛ではレーザーを照射して施術していくので、発生する熱量が大きく、大きな脱毛効果を期待できます。
そのため、脱毛回数が少なく済みやすく、脱毛期間についても比較的短くなりやすいです。
ただ、発生する熱量が大きい分痛みが強いので、痛みに敏感な場合には注意が必要になってきます。
施術1回あたりの値段も高額になる傾向があるので、金銭面でもある程度の準備が必要です。
アンダーヘアをお手入れする際の注意点
清潔な状態でお手入れする
デリケートゾーンはムレやすく、刺激に敏感になっているので、お手入れによってダメージを受けやすくなっています。
衛生状態が悪い場合には、お手入れによって毛穴に雑菌が侵入してしまい、肌トラブルが生じる可能性も否定できません。
そのため、アンダーヘアをお手入れする際には、しっかりと洗ってから清潔な状態で処理することが大切です。
お手入れした後は乾燥しやすいので、保湿ケアを忘れないようにしましょう。
毛を柔らかくしてからお手入れする
アンダーヘアは太くて固めの毛なので、そのままの状態ではお手入れしにくいことも多く、場合によっては処理の際に肌を傷つけてしまう可能性もあります。
そのため、アンダーヘアをお手入れする際には入浴をしたり、蒸しタオルを置いたりして、毛を柔らかくしてからお手入れするのがおすすめです。
入浴や蒸しタオルには肌を柔らかくする効果もあるので、お手入れする際の肌への刺激も抑えやすくなります。
アンダーヘアのお手入れについてのまとめ
本記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- アンダーヘアのお手入れには、ムレ防止や生理中の不快感の減少などの効果がある
- アンダーヘアのお手入れには、カミソリやシェーバー、除毛クリームなどが使える
- アンダーヘアは家庭用脱毛器や脱毛サロン、医療脱毛で脱毛して処理もできる
- アンダーヘアは清潔な状態でお手入れすることが大切
- アンダーヘアをお手入れする際には、毛を柔らかくしてから行うことが大切
アンダーヘアのお手入れには多くのメリットがあるため、アンダーヘアをお手入れしたい人は多くいるでしょう。
しかし、アンダーヘアをお手入れする際にはいくつかの注意点があるので、本記事の内容を参考にして、安全にお手入れを行うようにしてください。